映画『かいじゅうたちのいるところ』サントラはヤー・ヤー・ヤーズのカレンO

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1月15日(金)から丸の内ルーブル他で全国ロードショーとなった映画『かいじゅうたちのいるところ』、絵本のカリスマと映画界の奇才の奇跡的な出会いが、まだ誰も見たことない新たな世界を生み出した映画だが、BARKSでは、そのサントラをご紹介したい。

◆映画『かいじゅうたちのいるところ』サントラはヤー・ヤー・ヤーズのカレンO ~画像編~
◆『かいじゅうたちのいるところ』予告編
◆『かいじゅうたちのいるところ』音楽制作編

映画『かいじゅうたちのいるところ』サントラには、ヤー・ヤー・ヤーズのボーカル、カレンOと子供たちによるオリジナル曲が収録されているのだ。

『かいじゅうたちのいるところ』を監督するスパイク・ジョーンズにとって、カレンOの音楽には子供のような無邪気さと純真な魅力が詰まっているという。そして彼女のこの音楽的な素質が感動のシーンにおいても激しい場面においても、正確な感情の波長で映画を完ぺきにとらえているのだ。

作曲にあたってカレンOは、音と映像が最高の結ばれ方になるよう素晴らしい音楽的直感をもつ友人とミュージシャン仲間を集めた。その仲間に含まれたのがトリスタン・ベケット(Services)、トム・ビラー(カレンOの共同プロデューサー、Afternoonsのメンバー)、ブラッドフォード・コックス(Deerhunter)、ブライアン・チェイス(Yeah Yeah Yeahs)、ディーン・ファーティタ(Queens of the Stone Age、The Dead Weather、The Raconteurs)、アーロン・ヘンプヒル(Liars)、グレッグ・カースティン(The Bird and the Bee)、ジャック・ローレンス(The Dead Weather、The Raconteurs、The Greenhornes)/オスカー・ミシェル(Gris Gris)/イマッド・ワシフ(New Folk Implosion、Alaska)/ニック・ジナー/(Yeah Yeah Yeahs)、そして特別な訓練を受けたわけではない普通の子供たちの合唱団だ。

「頭をがんがんさせるような音楽やボタンを押すように単純に感情に訴える音楽は作りたくなかった」とオーは話す。

「私がやりたかったのはキャット・スティーブンズが“ハロルドとモード”でやったようなとてもシンプルだけれど、記憶に残り、映画の中に自然に溶け込んでいるような音楽。」

「親密な関係を築いているミュージシャンたちとここ数年一緒に仕事ができたことで、コラボレーションの力というものを知る素晴らしい経験になった。」

カレンOと子供たちは、共に時には壮大であり、無駄がなく、感傷的な曲を作り出したという。監督は彼女に全身全霊を曲に注ぎ込んでほしいと訴え、音楽は映画の中で非常に重要な役割があることを常に彼女に思い出させてきた。モーリス・センダックによる世界中で愛されるベストセラー絵本がベースになっていることを踏まえると、とても深い意味を持つ言葉だ。

『かいじゅうたちのいるところ-オリジナル・サウンドトラック』
カレンO・アンド・ザ・キッズ
2009年12月23日発売
UICS-1200 \2,500(税込)

『かいじゅうたちのいるところ』
1月15日(金)丸の内ルーブル他全国ロードショー[吹き替え版同時公開]
公式サイト:http://www.kaiju.jp
ワーナー・ブラザース映画配給
(C)2009 Warner Bros. Entertainment Inc.
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