スウェード、チャリティ・コンサートでリユニオン

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2003年に解散したスウェードが、今春、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開かれるチャリティ・コンサート<Teenage Cancer Trust>でリユニオンすることが明らかになった。

しかしながら、フロントマンのブレット・アンダーソンと並びバンドの中心的存在だったバーナード・バトラー(G)は参加しない。アンダーソン、マット・オズマン(B)、サイモン・ギルバート(Dr)、ニール・コドリング(Key)に加え、1994年バトラーが脱退した際に加入したリチャード・オークス(G)というラインナップになる。

<Teenage Cancer Trust>コンサートは、同チャリティ団体のパトロンの1人であるザ・フーのロジャー・ダルトリーが毎年、開催しているもの。団体の創立20周年およびコンサート開催10周年迎える2010年は、3月22~30日の本イベントのほか、<10th Series Of Gigs>というスペシャル・ギグ・シリーズも行なわれるそうだ。ギグ・シリーズは2月17日のデペッシュ・モードのショウでスタートする。スウェードの公演日程はまだ明らかにされていない。

アンダーソンは昨年からスウェードのリユニオンに乗り気な発言をしていたものの、バトラーは、「ブリットポップのリユニオンがたくさんあるようだが、個人的には恥ずかしいことだと思っている」と話していた。一時期、アンダーソンとリユニオンしザ・ティアーズを結成したバトラーだが、この数年はプロデューサーとして活動。ダフィーの『Rockferry』によりブリット・アワードのベスト・プロデューサーを受賞するなど、その手腕が評価されている。

Ako Suzuki, London
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