jealkbからメンバー2人が脱退、お笑いコンビ結成を発表

全国ライヴハウス・ツアー＜異薔薇ノ未知＞を、1月18日（月）横浜サンフォニックスホールからスタートしたjealkbが、そのステージ上で衝撃のニュースを発表した。chaos(カオス：Key／元ハローバイバイ・金成）とmofto(モフト：G）の2人が、今ツアーをもってバンドを脱退することになった。

◆jealkbからメンバー2人が脱退、お笑いコンビ結成を発表～画像～

「moftoとchaosから大事な話があります」というhaderu(Vo)の呼びかけで、2人がステージの中央へ。そしてchaosが口火をきった。

「僕chaosとmoftoの双子の弟（という設定）が、コンビを組むことになりました！　コンビ名は、2人とも銀座七丁目劇場の出身なので、ギンナナです」

割れんばかりの歓声と拍手が沸き起こった。しかし、神妙な面持ちでchaosが発した次の言葉に、その場の空気は一転した。

「コンビを組むにあたって、そこに全力を注ぐために、今回の＜異薔薇ノ未知＞で脱退します」

悲鳴にも似た「ヤダーッ!!」という悲痛な声が場内に響くなか、さらに言葉を続けるchaos。「さっきhaderuが“D.D.D”のときに“好きなように生きろ”っていってくれて……」そういって涙が溢れ出したchaosに代わって、haderuが話し始める。

「30歳を過ぎて、この年から新コンビを組むのは本当に大変なこと。俺の弟も芸人やってるからわかるけど…って、今日はそういうの面倒くさいからいいや。ロンドンブーツ1号2号も、じゃぴょんもニブンノゴ！も、コンビとして独り立ちできてるけど、生まれたばっかりのコンビが認めてもらうには、生半可な気持ちじゃできない。それをわかってるから“jealkbがあるからできなかった”ってなってほしくないから、jealkbを活動休止にしようっていったけど、メンバーみんな“やりたい！”っていって。2人が戻ってくるまで、jealkbを続けていたきたいと思います」

声を詰まらせながら、活動休止にいたる経緯を話すhaderu。その言葉を受けとめながら、すすり泣くファンの声が場内に溢れたが、「7人でやる最後のツアーとして、7人で駆け抜けていきたい！」（haderu）、「ギンナナに集中して、結果を出してからjealkbに帰ってきたいです！」（chaos）という力強いメッセージとともに、笑顔でライヴの幕を閉じた。

jealkbは、ニュー・シングル「makemagic」を1月20日にリリース、22日には初の写真集「narcists(ナルシスツ)」を発売。＜異薔薇ノ未知＞ツアーは4月まで続く。

脱退するchaosとmofto、そしてhaderuは、ジュアラー（ファン）に向けて、次のメッセージを発表している。

　　　◆　　　◆　　　◆