マイケル・ジャクソンといえば「ムーンウォーク」と「フォー!」── HMVのMJ意識調査

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全世界待望のDVDといえば、永遠の“King of Pop”マイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』。映画館で観たというファンはもちろん、観ることができなかったファン、これまでマイケルにあまり興味がなかったという人に至るまで、誰もが1月26日の午前0時(DVD&Blu-ray販売開始)を待ち焦がれているはずだ。そんな中、HMV ONLINEがユーザー約3500人を対象としたマイケル・ジャクソンに関する意識調査を行なった。

◆HMV ONLINE マイケル・ジャクソン意識調査の詳細(一部)

回答者の男女比はほぼ半々、さらに年代別でも20代、30代、40代がそれぞれ全体の30%ずつという老若男女幅広い声が寄せられた今回のアンケート。「マイケルのダンスで印象深いのは?」という質問に対しては、やはりというべきか、全体の46%が「ムーンウォーク」と回答。2位の「ゼロ・グラビティ」の16.8%という割合と比較しても、マイケル=ムーンウォークというイメージがかなり高いことがうかがえる。ちなみに、マイケルのムーンウォークは、1983年のモータウン25周年コンサートで初めて披露され、全世界に文字通りの“衝撃”を与えた。

数多くの名曲を生み出してきたマイケル。「マイケルのベストソングは?」という質問には、ファンそれぞれに各曲への思い入れがあるため票は割れたものの、「マン・イン・ザ・ミラー」(9.1%)、「ビリー・ジーン」(11.1%)、「今夜はビート・イット」(11.1%)などを抑えて「スリラー」が17.3%の支持で1位を獲得した。同曲は、1982年にリリースされ、全世界で1億400万枚の売上を記録。発売は先述のムーンウォークが一気に広まった時期とも符号しており、この時代、世間の注目がマイケルに集中していたことを裏付けるような結果ともいえるだろう。また、「どの時期のマイケルの顔が好き?」という質問でも、「スリラー期」と回答する人が多かった。

そして「次世代のKINGを選ぶとしたら?」という質問。マイケルに通じるものがあると思うポップ・スターを尋ねてみたところ、実に全体の66%が「いない」と回答。豊かな才能を持つスターは全世界で誕生しているが、マイケルに肩を並べるほどの才能とカリスマ性を備えたアーティストは、やはりどこを探してもいない、ということであろうか。寄せられたユーザーコメントも、やがて出てくるであろう新しい才能に期待をしつつ、しかし「マイケルが最初で最後のKing of Pop」「マイケルが唯一無二のKING」という声が多かったという。

面白いところでは、「気持ちのままに歌い踊るマイケル。印象的なフレーズは?」という質問。TOP3は「フォー!」(31.9%)、「ポーッ!」(24.7%)、「アウッ!」(14.7%)といった、いずれもマイケルのモノマネをする際に必ず使われるフレーズが。さらに「ヒーヒーッ!」(7.1%)、「ンダッ」(8.6%)といった、マイケルの独特なシャウト、フェイクも挙がった。

「今、デュエットできるならどの邦楽アーティストとデュエットしてほしいですか?」という質問では、「特にいない」という意見が48%を超えるなど、約半数は邦楽アーティストとのコラボは想像できない様子。しかし、そんな中、共演相手としてDREAMS COME TRUEやSuperflyといった、ヴォーカリストとして高い実力を持つアーティストを推す声が見られた。なお、「様々な有名アーティストとデュエットしてきたマイケル。一番ピッタリくる洋楽アーティストは?」という質問に、最も多く寄せられたのは、妹のジャネット・ジャクソン(31.7%)。マイケルとジャネットといえば、1995年に発表された「スクリーム」で共演している。

そして最後に、「今、マイケルに伝えたい言葉は?」という質問。最も多かったのは「ありがとう」(28.7%)。彼以外に到達できそうもないような、圧倒的なパフォーマンスと完璧なエンターテインメント。命を削ってまでそんな素敵な作品を残してくれたマイケル・ジャクソンと、この時代にマイケルというひとりの天才とともに歩むことができたことに対する感謝を伝えたいファンが多い模様だ。

そしてそんなファンの想いは、きっと天国のマイケルにも届いていると信じてやまない。

HMVでは、2009年12月22日から、2010年2月28日まで、<HMV's THIS IS IT, THIS IS MJ! マイコーサイコーキャンペーン>を実施。1月25日の23時からの販売カウントダウンイベントには、マイコーりょうなどマイケルを愛してやまないアーティストがHMV渋谷に集結。またこのイベントでは、HMVスタッフもマイケル・コスプレを行なうなど、HMV渋谷は“マイケルだらけ”となる。
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