グラミー賞で史上初、3D映像によるマイケル追悼!

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今月31日にロサンゼルスで開かれる第52回グラミー賞授賞式にて、これまでの功績を讃え功労賞(Lifetime Achievement)が受賞される故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の追悼映像が、史上初となる3D映像での放映となることが発表された。

グラミーの共同エグゼクティヴ・プロデューサーによると、マイケルが本来This Is It Tourのために制作した"Earth Song"の3D映像を追悼コーナーで放映するという。この3D映像にあわせてアッシャー(Usher)、ジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)、スモーキー・ロビンソン(Smokey Robinson)らがパフォーマンスを行う予定。この"Earth Song"の映像は、「マイケルがリハーサル時に初めて観た際、彼は目に涙をためていた」ものだという。また、「我々が彼となにかをやろうという時、まず最初に彼が言うことは、『どうしたら、いままでやったことのないことができる?』ということだった。だから今、前例のないことをやろうと思う。壮観なものになる、ということを約束しよう」と話している。この映像を3Dで観るためのメガネは、今月24日から当日の31日まで、アメリカ国内のディスカウント・ストアTarget各店にて無料で配布される予定。このメガネが無くても映像を観ることは可能だが、3D効果は体験できない。

また今回の発表には明記されていないが、この3D映像は一般のテレビ受像器でも3Dメガネを使用すれば体験できるものとなっているようだ。一般的には3D映像は専用テレビで受像することが前提とされているが、特殊な放送形式であれば一般のテレビでも効果が得られるという。アメリカでは今年6月にも一部で3D放送が開始されるとのこと。

◆マイケル・ジャクソン Artist Info(notrax)
◆マイケル・ジャクソン Artist Video(notrax)
text by notrax
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