“シモキタ出身”甲斐名都が、思い出の地の教会でライヴ

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甲斐名都(かいなつ)の2年半ぶりとなるアルバム『カテドラル』のリリースを記念したフリーライヴ<下北沢ライブ in カテドラル>が、1月20日、下北沢の東京都民教会にて行なわれた。

◆甲斐名都の最新アーティスト画像

「私は自分のことを東京出身ではなく下北沢出身って言います(笑)」── 甲斐名都

シモキタといえば、甲斐名都の生まれ育った街であり、アーティストのキャリアをスタートさせた場所。彼女にとって特別な思いのある所縁の地だ。その思い出の街で、ニューアルバムのタイトル“カテドラル(大聖堂、司教座聖堂の意味)”にちなんで教会で行なわれたフリーライヴには、平日の午後にもかかわらず、デビュー前から彼女を見守ってきた下北沢南口商店街の店主たちや、リリースを心待ちにしていたファンなどおよそ150名が集まった。

教会ならではの高い天井とステンドグラス。「私を育ててくれた、この街を舞台にした曲」と、メジャーデビュー曲「下北沢南口」でライヴはスタート。ヴォーカル、ピアノ、アコースティックギターというシンプルな編成で進むステージでは、途中、「教会から50mくらいの所に住んでいました」というエピソードも交えながら、ディズニー映画『ボルト』の日本語版エンディングソング「同じ空を見上げてる」や、最新シングル「ワンダースノウ~素直になって~」など全6曲を披露。ステンドグラスから差し込む暖かい光と、伸びやかな歌声が映える“カテドラル”でのライヴに、この心地よい時間が過ぎ去ってしまうのを名残惜しむかのような拍手がオーディエンスから贈られた。

甲斐名都は今後、アルバムリリースを記念したフリースペースでのライヴを全国各地で行ない、春には東名阪でのライヴツアー<WONDER LIVE Vol.1~カテドラル TOUR~>を開催。

また、「ヨーロッパのあちこちにある大聖堂は、人が集まり歌い、パワーを充電する場所。自分の音楽もそうでありたい」という想いが込められたニューアルバム『カテドラル』の初回限定盤は、甲斐名都書下ろしの小説「ワンダースノウ」ブックレットと、3曲のPVを収めたDVDが付属する。

◆アルバム『カテドラル』CD情報&収録曲「ワンダースノウ~素直になって~」PV映像
◆甲斐名都 オフィシャルサイト
◆iTunes Store 甲斐名都(※iTunesが開きます)
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