サイプレス・ヒル、スヌープ率いるPriorityと契約。

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90年代に、ロサンゼルスを舞台に警官を罵倒し、マリファナ愛好をうたう反体制的かつ過激な歌詞と特異なサウンドで人気を博したヒップホップグループ、サイプレス・ヒル(Cypress Hill)。昨年から再結集してニューアルバムの制作を行っている彼らが、15日、同じく90年代から活躍するスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)が重役に就任したEMI傘下のPriority Recordsと契約したことを発表した。

今回の契約が、同レーベルのCreative Chairmanとしての初仕事となったスヌープ・ドッグは、「自分の役割はPriority Recordsを西海岸の最重要レーベルとして蘇らせる舵とりをすること。サイプレス・ヒルは紛れもなくヒップホップ史に残るグループのひとつで、才能豊かなだけでなくラテン・ヒップホップをメジャーにした立役者でもあります。彼らは西海岸が生んだアーティストでもあることから今回の契約は完璧なものと言えます」とコメントを寄せた。

2004年の"Till Death Do Us Part"以来となるサイプレス・ヒルの新作"Rise Up"は4月6日リリース予定の運びとなっており、同じくロサンゼルスを拠点にするロックバンド、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against The Machine)のギタリスト、トム・モレロ(Tom Morello)をゲストに迎えたタイトル曲が先行シングルとなる模様。

◆サイプレス・ヒル Artist Info(notrax)
◆サイプレス・ヒル Artist Video(notrax)
text by notrax
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