ショパン生誕200年を記念し、『ベスト・ショパン100』登場

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2010年は、ショパンの生誕200年のアニヴァーサリー・イヤーだ。誕生日とされる3月1日に向けてショパン生誕200年を記念した作品が展開される中、シリーズ累計200万枚を突破している「ベスト100シリーズ」より『ベスト・ショパン100』が登場、1月20日にリリースとなった。

日本人が大好きな作曲家でもあり、ピアノの詩人といわれるショパンは、39年という短い生涯の中で、特にピアノという楽器を愛し、「ノクターン」「小犬のワルツ」「別れの曲」「幻想即興曲」といったクラシック音楽に馴染みなくとも誰もが耳にしたことのあるピアノの名曲を数多く残している。

そんな名曲をぎっしりCD2枚にまとめたのが2009年12月9日にリリースされた『永遠のショパン』だった。演奏は、EMIクラシックスが誇るショパン・コンクール優勝者のアルゲリッチやポリーニ、ブーニンに、歴史的ショパン弾きと言われるコルトーやルービンシュタインの演奏による超豪華ラインナップ。入門編としてもぴったりの名曲ばかりが収録されている。

そして今回登場した『ベスト・ショパン100』は、ワルツにプレリュード、協奏曲にソナタ、マズルカにノクターン…と、ショパンのピアノ名曲100曲を収録した、ショパン・イヤーを存分に堪能できる作品集だ。ショパンの主要曲を一気に楽しむことができる豪華セットになっている。

なお、ショパン・イヤーに合わせるかのように、2000年度のショパン国際コンクールの覇者で、そのルックスからも女性に大人気の、実力と人気を兼ね備えたピアノ王子ことユンディ・リが、EMIに移籍し、今後しばらく専門的にショパン録音に取り組むことを発表している。移籍第1弾の最新録音は、ショパン「ノクターン」全集。こちらは3月10日にリリースとなり、4月には日本全国12箇所をまわる日本ツアーが予定されている。

5月のラ・フォル・ジュルネ音楽祭に向けて、ショパン生誕200年の2010年は熱い。
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