長山洋子「おけさ恋唄」、都内最古銭湯「月の湯」で披露

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長山洋子が「銭湯キャンペーン大使」に任命され、昭和8年築という都内最古の木造唐破風造り銭湯「月の湯」にて、1月19日に任命式が行なわれた。

◆長山洋子「銭湯キャンペーン大使」任命式画像

1月20日にリリースとなった新曲「おけさ恋唄」のジャケット写真やプロモーションビデオが銭湯にて撮影されたことが、今回銭湯キャンペーン大使に任命されることとなった直接のきっかけだ。長山洋子の出身地である東京都大田区は、東京では最も銭湯の数が多い銭湯密集地区で、本人も子供の頃から、銭湯には良く通っていたのだという。

新曲「おけさ恋唄」は民謡のテイストを持つ楽曲だが、幼い頃から民謡を習いビクター少年民謡でも活躍をしていた長山洋子にとって、民謡は歌の基盤となるもの。久し振りに振り付けも付き、プロモーションビデオでは、「月の湯」にて約60名のエキストラと一緒に踊ったという、ゴキゲンな作品だ。

「今回の新曲は、昭和のいい時代を歌った歌です。そのときにパッと思い浮かんだのが、庶民のコミュニケーションの場になっていた“銭湯”でした。“時間ですよ”なんかでも、馴染み深かったです。ジャケットや、プロモーションビデオもこちらの月の湯さんで、撮影させていただきました。」──長山洋子

──いよいよ新曲の発売ですね。

長山洋子:今回の曲は、シングルでは久しぶりに明るい曲なんです。今までの私にないような曲で、「佐渡おけさ」がベースになっていて、踊りも見て欲しいです。前作の「瀬戸の晩夏」は、母と娘の情愛がテーマになっていて、秘めた感じの作品が続いたんですね。今回は好きに歌っていいと言われたので、とても気分よく歌えました。民謡もエキスとしては入っています。

──歌詞に『美空ひばりの佐渡情話』というフレーズが入っていますが。

長山洋子:昭和の心を歌う上では、美空ひばりさんはどうしても必要ですよね。私の母親の時代からひばりさんの曲はずっと流れていて、私自身が演歌を歌うようになって、歌えば歌うほど、その素晴らしさに気づかされます。でも、ひばりさんの歌は難しいんですよね。

──今日は銭湯でのイベントになったわけですが、銭湯には行かれるんですか?

長山洋子:私は大田区(の蒲田)で生まれ育ったので、今日は月の湯さん(文京区)ですが、なんとなく同じ香りがしてきますね。家のお風呂が壊れてしまったときに近くの銭湯にはよく行きました。私は温泉とか大浴場とかが大好きなんです。お正月も行きましたし。裸はあまり見られたくないですけど、やっぱり“チラ見”はしますよね。でもそういう雰囲気の中でマナーとかを覚えました。

──ご主人とは銭湯には…。

長山洋子:まだ行ったことはないですけど、そのうち、2人で行けたらいいですね。

──今回、銭湯キャンペーン大使に任命されましたが。

長山洋子:今まで知らなかったんですけど、今回、いろいろ勉強したら、東京都内で約900件、中でも、私の地元の大田区が一番銭湯が多いらしくて、全国では約5000件もあるそうなんです。それぞれ銭湯には個性があると思うので、いろんな銭湯をはしごしてもらいたいですね。私も銭湯めぐりをしてみたいです。

「おけさ恋唄」
2010年1月20日発売
1. おけさ恋唄
2. 夢追い笠
3. おけさ恋唄 (オリジナル・カラオケ)
4. 夢追い笠 (オリジナル・カラオケ)
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