タワーレコード渋谷店<今夜はTHIS IS IT!>、「3、2、1、マイコー!」

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2010年1月27日『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』発売に向け、タワーレコード限定「THIS IS IT」BLACKジャケットの発売を記念し、26日午前0時に特別に開店。発売記念イベント<今夜はTHIS IS IT!>が開催された。

◆タワーレコード・イベント<今夜はTHIS IS IT!>画像

イベントのスタートは1月25日の夜9時からの渋谷店地下1F、STAGE ONEでの『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』特別上映会。整理券をゲットしたマイケル・ファンが続々とB1Fへと集まり、その数130名。上映スタートとともにオーディエンスはノリノリ。曲が終わるごとに拍手が鳴り響き、歓声が起こる。振り付けとそっくり同じ動きをする人も。来場者全員に渡されたペンライトで皆が曲に合わせて手を振る場面もありライブさながらの盛り上がりだ。

上映が終わり、興奮も冷めやらぬまま、久保田利伸と音楽評論家の吉岡正晴が登場。ゲストの登場に客席から大歓声があがる。みんな何回観たの?と会場とやりとりする久保田利伸。最高で56回観た!との声に、さすがに2人もビックリ。

久保田利伸は「マイケルは雲の上の人だ、と思っていたけど、この映画でリハーサルシーンを観たら、(あれだけの努力を重ねてステージを作り上げる)同じ人間なんだなと思った。」とコメント。1983年8月のマイケル・ジャクソン邸での取材から、ジャクソン関係の取材を行なってきた吉岡正晴は「マイケルの年表は頭に入っている!」と会場を沸かせた。後半にはファンの間では有名になっているスリラーの元のタイトルと偶然同タイトルを名づけたという楽曲「STAR LIGHT」誕生秘話も。もともとは「オフ・ザ・ウォールに入っていそうな曲」として身内だけで楽しもうとしていた30秒程の曲だったのだそうだ。マイケルへの感謝の気持ちで、マイケルの曲をごった煮にしたような出来だ、との話に来場者も期待を膨らませた。そして特別に「STAR LIGHT」のPV映像が流れると、会場には大きな歓声が巻き起こった。

その頃1Fのエントランスでは、日本を代表するR&B DJ のDJ KOMORIのDJプレイとマイケルに扮したダンサー軍のパフォーマンスがスタート。アゲアゲのマイケルの楽曲のつなぎとダンサーたちの衣装を変えながらのパフォーマンスにオーディエンスも大盛り上がり。いつもとは違ったタワーレコードの様子に一般の通行人も立ち止まって人だかりがどんどん大きくなっていった。

いよいよ発売までのカウントダウン。久保田利伸と吉岡正晴が1Fエントランスに登場すると、人だかりが久保田利伸のいるステージまでどっと押し寄せ、すし詰め状態に。カウントダウンの瞬間は、「THIS IS IT」の最後のシーンをイメージして「3、2、1、マイコー!」と全員が叫ぶと、入り口がオープン、お客様が一斉に店内へ。目的の商品を持って一目散にレジへ向かうお客様、店内に貼りだされた年表を眺めて楽しむお客様、報道陣と、ごったがえす店内。レジは長蛇の列となった。

ラウンジスペースでは、もはや渋谷店の名物ともなっている、マイケル本人が1996年12月に渋谷店に来店された際に残した手形や、マイケル本人が1987年のジャパンツアー、阪急西宮球場で客席に投げたハット、映画のシーンを切り取った大型のパネルを展示。このパネルは当日のみ、購入者を対象にプレゼントする抽選会も実施され、大アタリのお客様の喜ぶ声も。

また、久保田利伸がマイケルにオマージュを捧げた「STAR LIGHT」も収録された新作シングル「Tomorrow Waltz」(1月27日発売)も異例の0時に特別先行販売され、こちらも大人気となった。

「時代と海を越えて、人々に夢を与え続けたマイケル・ジャクソン。その歴史の一部分に参加できて光栄です。」──久保田利伸

来場した人々の層は幅広く、老若男女たくさんのリスナーに支持されるマイケルのパワーをひしひしと感じさせながら、イベント<今夜はTHIS IS IT!>は幕をおろした。パネル展示は2月15日まで、ハットは2月7日までタワーレコード渋谷店にて展示される予定となっている。
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