氣志團、地域密着型トレンディドラマを制作へ

ポスト
氣志團が127枚限定で127円にて販売するシングル「木更津サリー」の販売抽選会<127枚超限定生産シングル「木更津サリー」販売大抽選会 ~ありがとう 俺達の国道127号線~>が1月28日、木更津駅前にあるアクア木更津にて開催された。

◆氣志團 画像@<127枚限定シングル「木更津サリー」販売大抽選会>(「木更津サリー」の商品写真、クリアファイルなど)

このCDは、氣志團メンバーによる手づくりCDジャケット、綾小路 翔による直筆歌詞カード入りの特別限定アイテムで、この日行なわれた氣志團メンバーによる大抽選会で当選したファンにのみ、メンバーが直接手売り販売するというもの。全部売っても売り上げは16,129円。にも関わらず、イベントを開催し、TVスポットまで制作するという力の入れ様だ。

ちなみにこの“127”という数字は、氣志團の愛すべき地元、木更津を走る「国道127号線(通称 ワン・ツー・セブン)」のこと。氣志團は、1stアルバムに「國道127號線の白き稲妻」という楽曲を収録するだけでなく、氣志團の約3年ぶりの再始動を発表したのは、2009年の1月27日と、この127という数字には縁を感じるとともに、深い愛情とこだわりを持っている。というわけで企画されたのが、この127にこだわり抜いた「木更津サリー」だ。

また、このイベントに関連して、氣志團のメンバーは囲み取材にも応じ、「『木更津サリー』という作品への自信はある。「月9」ドラマの主題歌や企業のCM曲になってほしいのだが、ドラマ側からはそうは思われてなく、企業からのイメージはよくないようで無理だった」と、内情を吐露。その結果、“コロンブスの卵”的発想で、自分たちでドラマ『木更津グラフィティ』を作って、その主題歌に起用することを発表した。なお、ドラマについてはフジテレビに話を持っていったものの、いい返事がもらえなかったため、「かつて500億円あった広告費も今や100億円になり、各放送局もピンチですから自分たちでスポンサーを募ります。」とのこと。

そんな『木更津グラフィティー』は、地域密着型トレンディドラマで、「内容といたしましては、『クローズZERO』、『ルーキーズ』、『ドロップ』を足して3で割った感じ」。小栗旬、瑛太のW主演を勝手に予定しており(もちろんオファーすらまだ出していない)、1話ごとに挿入歌を氣志團が担当。その楽曲は、EXILEや嵐とのコラボも勝手に予定している(もちろんオファーすらまだ出していない)。

ただし、スポンサーの意見は全面的に採用し、「今から脚本を書き直してもいいくらいの勢いでございます」とのこと。さらに、「優しい(スポンサーの)皆さんのためなら戸籍を移しても構いません。もしかしたら足利市民になってるかもしれません。」「木更津市民栄誉賞をもらったのが、我々ではなく、『木更津キャッツアイ』の皆さんでしたからね、木更津はもういいんじゃないかなと思ってます(笑) 今日が木更津との決別の日となるかもしれません。誰が一番、木更津を愛しているか、もう一度考えてほしいです(笑)」と、木更津への想い、木更津“愛”がなかなか行政へ伝わらないもどかしさと、市民栄誉賞をもらった『木更津キャッツアイ』への嫉妬をちょっぴりのぞかせていた。

綾小路 翔が原案の地域密着型トレンディードラマ『木更津グラフィティ』は、今春よりスタート予定。詳細は未定で、「(スポンサードしてくれるという企業や放送してくれるというテレビ局は)avexかソニーミュージックアーティスツに連絡してくださいね。」だそうだ。

なお、今回の抽選会への参加は無料で、参加者には全員に、スタッフ間でのみ使用されていた氣志團仕様のオリジナルの「エイベックストラックス」クリアファイル(通称:影虎(カゲトラ)ファイル)がプレゼントされた。ちなみにこのクリアファイル、所属レーベルエイベックスのロゴを「影別苦須 虎津苦須」と氣志團風にもじってアレンジしたクリアファイルで、“クリアファイル”の名に反して、黒ベタに文字のみ白抜きという、まったくクリアではないファイルとなっている。


◆氣志團オフィシャルサイト
◆iTunes Store 氣志團(※iTunesが開きます)
この記事をポスト

この記事の関連情報