The Brixton Academy、iTunes「今週のシングル」で鮮烈でビュー

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2007年末に結成された「Kings(キングス)」をご存知だろうか。ライブハウス/クラブ/ジャンル、果ては国境などの全ての垣根を越えるべく、互いを認め合うバンドやDJが集まった集合体だ。そしてそれは、もはや新世代ムーブメントを示す水先案内人のようでもある。ここに参加しているのは、THE BAWDIES、the telephones、QUATTRO、PILLS EMPIRE、FREE THROW…といった連中だ。そう、今の音楽シーンの先頭を行くバンドや、新たなムーブメントを牽引する時代の申し子、ブレイク間違いなしと注目を浴びるバンドやDJが名を連ねている。

そして2月3日、ついにデビューアルバム『vivid』をリリースするThe Brixton Academy/TBA(ザ・ブリクストン・アカデミー/ティー・ビー・エー)。彼らこそ「Kings」のリーサルウエポンと噂されるバンドである。

2005年の結成以来、TOKYOインディー・シーンのど真ん中で地道に活動を続けてきたThe Brixton Academyは、80年代のニューウェイヴ/マンチェスター・サウンドと海外の最新のインディー・サウンドの洗礼を受けながら、TOKYOのインディー・カルチャーを絶妙にミックスしたサウンド&パフォーマンスが注目され、早耳の人の間ですでに大きな話題となっていた。

「Kings」のバンドたちが次々にデビューする中で、自主企画のパーティを精力的に開催しながら、虎視眈々とアルバムの構想を練っていた彼らは、満を持してリリースされる今回の作品に、エレクトリックかつロマンティックな「80'sサウンド」と「tokyoインディー」の枠にはおさまりきらない革新的なバンド・サウンドを持ち込んでいる。そのエポックさに、これから話題が広がっていくことだろう。

そしてそんな折に、アルバム収録曲の「So shy」がiTunesの今週のシングルに起用され、1月27日(水)から公開となった。そのあまりのスカスカ具合と淡白(に聴こえる)ボーカルスタイルに、多少なりとも戸惑いを感じているオーディエンスもいることだろうが、多くのリスナーが、そこに内包されるきらりと光るセンスと絶妙な温度感を感じ取っているようだ。

同時にiTunes独占全曲先行配信も始まっているが、マイスペースではアルバムの試聴が公開されているので、是非その真骨頂を味わっていただきたい。なお、2月6日(土)には、マサチューセッツ州を拠点にする5人組エレクトロ・ポップ・バンド、PASSION PITのオープニングアクトを担う事が決定している。

『Vivid』
2010年2月3日発売
DDCB-12025 \2200(税込)
1.Ready for the romance
2.See you in a dream
3.So shy※1/27~iTunes今週のシングル
4.Victims of Love
5.Lovely lies,little signs
6.Left Behind
7.In My Arms
8.Phone Call

<The Brixton Academyライブ>
2月6日(土)『PASSION PIT JAPAN TOUR 2010』@原宿ASTRO HALL
2月20(土)『“Vivid"Release Party』@渋谷Chelsea Hotel
3月6(土)『EXXENTRIC STREAM』~TBA/Pills Empire/uhnellysトリプルレコ発~@難波Rockets
3月13(土)『Pills Empireレコ発ファイナル』@新宿MARZ
4月4日(日)『FTR』@新代田FEVER

◆iTunes Store The Brixton Academy(※iTunesが開きます)
◆The Brixton Academyオフィシャルサイト
◆The Brixton Academyマイスペース
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