クインシー・ジョーンズ、「ウィー・アー・ザ・ワールド」レコーディング終了

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カニエ・ウエスト、レディ・ガガ、エミネム、ボノなどがチャリティ曲「ウィー・アー・ザ・ワールド」のレコーディングを行なった。

◆参考:1985年「We Are The World~USA for AFRICA」映像

この曲は元々1985年にマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーによって書かれ、当時のオールスターが集合し大ヒットした曲として有名だが、今回の新録にはジェイ.Z、バーバラ・ストライサンド、ピンク、セリーヌ・ディオン、ジェニファー・ハドソンらが参加し、地震で被害を受けたハイチへの寄付金を集めるために発売されるものだ。

その他にもナタリー・コール、ジャスティン・ビーバー、アッシャー、ワイクリフ・ジョン、ジョナス・ブラザーズもラインナップに含まれており、総勢75組のアーティストが最終的に参加している。1985年と同様、プロデューサーを務めたクインシー・ジョーンズは「25周年記念で、完璧なタイミングだ。これはアクシデントじゃない。神様がこうしたんだ。ハイチのための『ウィー・アー・ザ・ワールド』だよ」と、語った。

この新「ウィー・アー・ザ・ワールド」完成にはレッドワンが一役買っている。「クインシー・ジョーンズとランディー・フィリップとライオネル・リッチーから連絡を貰ったんだ。ライオネルが今まで150回ぐらい「ウィー・アー・ザ・ワールド」を再録音しようって言われていたのは知っているよ。このハイチでのことが起こるまではライオネルは全て断っていたんだ。あの地震が起こった時、よし「ウィー・アー・ザ・ワールド」だなっていう感じだった。この曲をひとつにまとめる仕上げに呼ばれて、プロデューサーの手助けをすることができて、何も言葉が出てこないよ」と、感激とその喜びを語っている。

これまでに「ウィー・アー・ザ・ワールド」のアニバーサリー版録音の噂は何度も流れていたが、先月に起こったハイチでの地震を受け、それが現実のものとなった。この曲はクインシー・ジョーンズ、ライオネル・リッチー、マイケル・ジャクソンのアイディアによって生み出され、曲のレコーディングにはブルース・スプリングスティーン、ボブ・ディラン、シンディ・ローパー、ビリー・ジョエルなど世界の大スターが集合、最終的に6300万ドルの収入を創出、すべてアフリカの飢餓と貧困層を救うためのチャリティーとして寄付された。

BANG Media International
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