アウル・シティーの大ヒット作品、源泉はファイナル・ファンタジー?

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アダム・ヤングによるプロジェクト:アウル・シティーのデビューアルバム『オーシャン・アイズ』が2月10日に発売となった。Myspaceで4000万回を超える再生を誇り、ファースト・シングル「ファイアーフライズ」は全米2週、全英では3週目の1位を獲得中、オーストラリア、デンマーク、オランダ、アイルランドでは1位を、ベルギー、カナダ、ノルウェー、ニュージーランドでは2位を獲得。

ミネソタの自宅地下室で創造された瑞々しいメロディと生き生きしたデジタル・リズムによる魔法のコンビネーションは、まさに魔法級の世界的ヒットになってきている。一聴してキャッチーなその作品はアーティストからの支持も高く、テイラー・スウィフトも大のアウル・シティー・ファンなのだ。ツイッターでも「できることなら、一番前の列でスーパー・ファンのようにライヴを見たい!」っとつぶやいたり、海外の雑誌等でも「アウル・シティーのアルバム『オーシャン・アイズ』は素晴らしくファンタスティックで独特な作品」と大推薦。

睡眠障害を抱えるアダム・ヤングは、「ある晩、眠れないまま曲を作っている時に、田舎の風景の、暗がりの中に浮かぶ光…みたいな感じをピカピカしたドリーミーなイメージを表現したかったんだ」と、大ヒット中の「ファイアーフライズ」を語っている。普段は、アンビエント、インスト系の音楽を主に聴いているという彼だが、実のところ、ゲーム音楽が創造の源のひとつになっているのだとか。なかでも良く聴いてるのが、『ファイナル・ファンタジー』シリーズの多くの楽曲を手掛ける植松伸夫の音楽とのこと。

ファイナル・ファンタジーの世界観…メルヘンと冒険が『オーシャン・アイズ』のコンセプトに影響を与えただなんて、日本人としてなんか嬉しいじゃないか。

『オーシャン・アイズ』
2010年2月10日発売
UICU-1195 ¥1,980-(税込)
1.ケイヴ・イン
2.ザ・バード・アンド・ザ・ワーム~鳥さん、虫さん
3.ハロー・シアトル
4.アンブレラ・ビーチ
5.ザ・ソルトウォーター・ルーム
6.デンタル・ケア
7.流星群
8.オン・ザ・ウイング
9.ファイアーフライズ
10.ザ・ティップ・オブ・ジ・アイスバーグ
11.ヴァニラ・トワイライト
12.タイダル・ウェーヴ~憂鬱という名の津波
13.ホット・エアー・バルーン (ボーナス・トラック)
14.ラグズ・フロム・ミー・トゥ・ユー (ボーナス・トラック)

◆アウル・シティー・オフィシャルサイト
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