カサビアン「次のアルバムで絶頂期に」

ポスト
ブリット・アワーズで最優秀ブリティッシュ・グループを受賞したカサビアンが、バンドは次のアルバムでもっと良くなると宣言した。デビューからずっとセールス的に成功してきただけでなく、最新作の3rdアルバム『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』(2009年)はマーキュリー・アワーズにノミネートされるなど高い評価を得た。しかし、バンドがピークを迎えるのはこれからだそうだ。

フロントマンのトム・ミーガンはBang Showbizにこう話したという。「『West Ryder』で俺らはシリアスなバンドになった。俺はそう思っている。でも俺らのいいとこは…、これから4thアルバムを作るだろ、それが俺らの絶頂期になるんじゃないかと俺はみている。俺ら、この先10年、15年は(シーンに)いるぜ」

彼らはすでに新作のデモを制作し始めているそうだ。「セルジオ(・ピッツォーノ/G)はニルヴァーナみたいな曲を作っている。すごいやつだ。俺らいつだって、前作よりいいものを作ろうとしている。『West Ryder』とはまったく違うものになるだろう。夏の終わりまでには完成させたい」

ギター・バンドに元気がない今、頼もしい言葉だ。

カサビアンは現在、ヨーロッパ・ツアー中。この後、本格的にニュー・アルバムの制作をスタートするものとみられている。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報