シャーデーがカニエやドレイクとのコラボを否定。

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デビューして今年26年目、先日発表された9年ぶりの新作が全米では初週で40万枚近くのセールスとなるなど今なお人気を誇るシャーデー(Sade)。復活がアナウンスされた昨年、ラッパーのドレイク(Drake)らがシャーデーとのコラボレーションを熱望していたが、どうやら実現はなさそうだ。

80年代のデビュー以来、シャーデーは音楽業界内でも非常に人気が高いグループ。そのボーカルであるシャーデー・アデュは最新のインタビューで、共演希望のラブコールを送っていると言われるカニエ・ウェスト(Kanye West)やドレイクについて「連絡はきてないと思うけれど」と否定。「いままでコラボレーションをしたことがないのは、自分の安全圏から出て作品を作ることは避けてきたから。安全圏にいることで、私は本当の私でいられるの」とシャーデーの世界観を大事にするつもりである旨を語っている。

また、しばらく音楽シーンから遠ざかっていた彼女だが、昨今の状況についてどう思うか尋ねられると、「もし私が(オーディション番組の)X-Factorに出たら、きっと初戦敗退ね。審査員は"ああ、彼女じゃないね"って言うと思う」とジョークを飛ばしながらも、「音楽業界は厳しい時期にきていると思う。でも、インターネットの素晴らしいところは、ちょっと変わってたり社交的じゃない人でもツールとして使えて、やりたいことを表に出すことができるってことよ。音楽にとって、こういうインターネットでの変化は素晴らしいことね」と話している。

◆シャーデー Artist Info(notrax)
◆シャーデー Artist Video(notrax)
text by notrax
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