殻がアルバム『分裂後』の“日本盤”をリリース

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東京を中心に活動する4人組ロックバンド、殻の1stミニアルバム、その日本盤の発売が2010年4月7日(水)に決定した。なぜ日本のバンドが“日本盤”? 実はこのミニアルバム『分裂後』は、完成直後の2010年1月23日に台湾で行なわれたバンド初の海外ライヴで先行発売されていたものなのだ。3ヶ月のタイムラグをおいて、めでたく国内の発売が決定したことになる。

殻は、acid android(L'Ac~en~cielのyukihiroのソロプロジェクト)のサポートメンバー、antzこと渡辺を中心として結成された4人組女性ヴォーカルバンド。オルタナディヴ・ロック、ニューウェーブ、ポジティヴ・パンク、プログレッシヴなどその音楽の源泉は多岐にわたり、5年の活動を経て制作されたフルアルバム『五月蠅』を2008年10月に発売し、高い評価を得た。

ギターの渡辺は元SOFT BALLET・藤井麻輝と芍薬のユニット、睡蓮の3rd Album『六花ノ音』にゲスト参加するなど、活動の内容も音楽性もボーダレスかつ独自性に富んだ、まさに規格外の活動を見せてきた。


今回の1stミニアルバム『分裂後』のドラムには、ライブサポートも担う元Plastic Treeのササブチヒロシ氏が参加し、全6曲を収録。衝動的で攻撃性の高いギターリフのアンサンブルや、美しいメロディとボーカル・七瀬珠樹の歌声がからみあう人気曲など、密度の高い作品が出来上がっているようだ。

なお、タワーレコードでの購入で映像特典が付くことも決定した。このDVDにはメンバー自身が編集を行なった特別映像が収録される予定で、『分裂後』の世界観を深く反映したものになるとのこと。更に、殻のメルマガ登録者で、タワーレコード渋谷店、またはタワレコ・オンラインで3月7日までに本作を予約すると、1月に台湾THE WALLで行なわれた2マンライブの映像を期間限定で試聴できる連動企画が実施されている。詳細は殻オフィシャルサイトにてご確認を。

『分裂後』
2010年4月7日(水)発売
WRK-1002
1.wormhole
2.joker
3.marie
4.9
5.sink
6.分裂後
<特典>
タワーレコード:映像特典(DVD-R)

◆殻 オフィシャル・サイト
◆殻 myspace
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