加山雄三とザ・ヤンチャーズ結成、四半世紀ぶりに武道館公演も

2010年にデビュー50周年を迎える加山雄三が、6月4日に四半世紀ぶりとなる日本武道館公演を行ない、日本を代表する豪華ミュージシャンとスペシャルバンド“加山雄三とザ・ヤンチャーズ”を結成する事が判明した。また同バンドは、4月7日にシングル「座・ロンリーハーツ親父バンド」をリリースする。
◆加山雄三とザ・ヤンチャーズ 画像集
加山雄三とザ・ヤンチャーズには、加山雄三を慕う、森山良子、谷村新司、南こうせつ、さだまさし、THE ALFEEという面子が集結。加山雄三を含めて、武道館当日の年齢合計が482歳という最強のバンドだ。
1967年に日本人として初めて武道館での単独公演を行なった加山雄三は、その後も15周年、20周年、25周年と節目には必ず武道館公演を開催。そして記念すべき50周年には、加山雄三に影響を受けたザ・ヤンチャーズの面々が青春時代をもう一度とばかりに、加山雄三と同じステージに立つ。
また、同公演のフィナーレを盛り上げるために加山雄三とさだまさしによって制作された「座・ロンリーハーツ親父バンド」の披露も決定。同曲は、アップテンポの団塊世代に向けた応援歌。タイトルは1967年のビートルズのナンバー「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」からだ。
以下、加山雄三からの武道館公演とザ・ヤンチャーズ、「座・ロンリーハーツ親父バンド」に関するコメント。
◆ ◆ ◆
ザ・ヤンチャーズのメンバーを見て僕はビックリ仰天した。日頃から親交のある仲間達とはいえ、これだけの大物アーティストが一同に会してくれるなんて本当に嬉しい。そして、さだまさし君が素晴らしい詞を付けてくれて、武部聡志さんという最高のアレンジャーが見事なサウンドで楽曲を仕上げてくれて、とても感動したよ。
「座・ロンリーハーツ親父バンド」という曲は、団塊の世代からその後に続く40代くらいまでの人たちの応援歌になったらいいなと思って作ったんだけど、見事にコンセプトどおり、想像以上のものが出来上がったと思う。音楽的なもののレベルというかいろんな角度から見ても完成度は高い。久しぶりに音楽ってイイや~って、みんなに集まった連中を見てもらえばそれだけで凄いってわかると思うけど。
絶対楽しみにしてもらいたいし、若い人にも振り向いてもらいたいし。50年もやってくると大概くたびれちゃうんだけどな。なぜかみんなの力で疲れを知らないんだよね。本当にすべての人に心から感謝をするとそんな力が貰える気がしたよ。感動、感心、感謝。 人生の三冠(感)王だ。精一杯やるぜ!
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合わせて加山雄三とザ・ヤンチャーズは、武道館公演だけでなく、名古屋、大阪でのアリーナ公演も開催。4月10日のフジテレビ系『MUSIC FAIR』では、「座・ロンリーハーツ親父バンド」が初披露されるなど、70歳を超えても“若大将”は絶好調だ。
◆加山雄三 オフィシャルサイト
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