ザ・ブルーハーツがテレビ局の垣根を越えた。テレビ出演映像が奇跡のDVD化

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先日リリースされた結成25周年記念ベスト盤『ALL TIME SINGLES ~SUPER PREMIUM BEST~』は各チャートを席巻と、解散後も今なお多くのロックファンを魅了してやまないのがザ・ブルーハーツだろう。そんな彼らの、これまで商品化されたことのない映像が6月9日のロックの日にリリースされる。彼らが活動した10年間の中でテレビ出演した映像をまとめたDVD『THE BLUE HEARTS on TV』だ。

NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京、tvk、WOWOWがテレビ局の垣根を越えて映像を提供したことから実現したこの『THE BLUE HEARTS on TV』。デジタルリマスタリング音源を用いたこの作品は、約10時間という収録時間を予定している完全初回生産限定盤『THE BLUE HEARTS on TV DVD-BOX』と90分の通常盤『THE BLUE HEARTS on TV』の2種類が用意される。

目をみはるのは、やはり限定盤『THE BLUE HEARTS on TV DVD-BOX』。こちらは「ゲスト篇」「特番篇」「ロックフェス篇」「生中継篇」「最後の野音篇」のDVD5枚と、長袖Tシャツ、缶バッジのオリジナル復刻グッズ、そしてインディーズ時代のメンバー手作りチラシ縮小版冊子(モノクロ36ページ予定)で構成される。

「ゲスト篇」には、彼らがテレビスタジオに初登場した1987年12月28日のNHK BS1『ロックンロールJAPAN』から、最後の歌番組出演となった1994年3月19日のNHK BS2『JUST LIVE』までの歌番組にゲスト出演した映像をパッケージ。演奏シーンだけでなくトークまでも収録する。

「特番篇」はザ・ブルーハーツのために制作された番組や特集を収録。ここには、デビュー前の幻のテレビ初出演番組『すばらしき人生』や、放送直後にNHKに電話が殺到した『音楽達人倶楽部』での伝説のパフォーマンスが収められている。

「ロックフェス篇」に収録されているのは、ザ・ブルーハーツとして最後のテレビ出演となった『Psycho Nite'94 in NY』(1994年7月20日 / NHK BS2)での「リンダリンダ」のパフォーマンスなど、彼らが出演したロックフェスやライヴイベントのテレビ映像。

「生中継篇」には、WOWOWで生中継された『HIGH KICK TOUR』(1992年1月8日)を収録。これがザ・ブルーハーツのライヴを初めてノーカット完全収録した作品となる。

「最後の野音篇」は、事実上のラストライヴとなった最後の野音、『凸凹TOUR'94 ENCORE SPECIAL 凸Night & 凹Night』(1994年6月18日&19日 / WOWOW)を収録する。

ザ・ブルーハーツという日本の80年代、90年代ミュージックシーンを代表するバンドのテレビ映像アーカイブ集でありながら、そこに映し出されているのは、リハなし、生演奏、一発録りなど、真剣勝負に挑んだ4人の姿、そして伝説のパフォーマンスばかり。

日本列島を熱狂させたザ・ブルーハーツという存在は一体何だったのか。このアーカイブは、それを知る手がかりにもなるはずだ。

【2010年6月9日発売 ザ・ブルーハーツ DVD情報】
『THE BLUE HEARTS on TV DVD-BOX』
完全初回生産限定盤
MMMM-1001/5
19,980円
DVD 5枚組 計約10時間予定
Disc1~5:片面2層 リニアPCM(デジタルリマスター)
封入特典:オリジナル復刻グッズ(長袖Tシャツ、缶バッジ)、インディーズ時代チラシ縮小版冊子(36P予定)

『THE BLUE HEARTS on TV』
通常盤
MMMM-1006
3,990円
DVD 1枚 約90分予定
片面1層 リニアPCM(デジタルリマスター)

◆Happinet Music Web
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