グールーは未だ意識不明? 渦中のプロデューサーは家族の排除を否定。

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心臓発作で倒れ入院中の大御所ラッパー、グールー(Guru)を巡るスキャンダルが新たな展開を見せている。親族や関係者の面会を遮断して批判を浴びているビジネスパートナー、ソラー(Solar)が、一連の面会拒否の噂を否定するコメントを出したのに続き、甥のジャスティン・ニコラス(Justin Nicholas Elam)はついにグールー本人との面会を果たした模様。

ソラーは、音楽サイトやラジオ番組などで「グールーの親類家族に対しては親愛と尊敬を持って接している。実際、兄弟姉妹、姪、友人たちがグールーを見舞っており、彼らの面会を拒否したことはない」などと語った上で、「グールーは信頼関係の上でメディア対応において正確な情報かつ真実を伝える役割を私に一任している」と法的後見人としての自らの立場を重ねて主張した、さらに「グールーの家族が懸念しているのは彼のビジネスのことばかりだ。グールーはプライバシーが尊重されることを望んでいる」と付け加えた。

しかしその後もグールーの元パートナー、DJプレミア(DJ Premier)のレーベルYear Round Recordsマネージャーがグールーの甥ジャスティンと一緒に見舞いに行くと、病院側は面会者リストと‘非面会者リスト’の2種類を用意しており、彼らの名前は‘非面会者リスト’にあったという。その後ジャスティンも再度告発ビデオを公開。彼によると問題のリストが「グールーの兄弟」を名乗るソラーと「グールーの姉妹」を名乗るソラーの妻名義により提出されたものだったと病院関係者が明かしたという。ジャスティンはソラー夫妻が身元を詐称していると指摘、これにより初めて面会を許されたが、面会したグールーはソラーの出した声明に反して意識がないように見えたとのこと。ジャスティンは彼に呼びかけ、愛情を伝えてその場を去ったが、その状況からソラーが病状を隠蔽していると告発。グールーには家族や愛情を持った人々の呼びかけと、ファンのサポートが必要だとも語っている。

一方これまで沈黙していたDJプレミアも「今まで俺の名前で出されたコメントは直接俺から聞いたものでない限りすべて嘘だ。これが初コメントだ。然るべき人間から話を聞くまで俺はコメントするつもりはない」とコメントし「自ら第一声を上げたジャスティンは真の戦士だ。グールーの人生に入り込んだ悪魔を世に知らしめた。神のもとでは愛は必ず悪魔を制する」と発言。図らずも伝説的グループであるギャング・スター(Gang Starr)活動休止の要因が明らかにされたことになる。

◆グールー Artist Info(notrax)
◆グールー Artist Video(notrax)
text by notrax
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