スノウ・パトロール、8年前のアゴの脱臼にいま気づく

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スノウ・パトロールのフロントマン、ギャリー・ライトボディは、いまごろになって8年前の事故でアゴを脱臼していたことに気がついたという。彼はあまりの痛みに、2月、アイルランドでの公演をキャンセルした。その際、医者に診てもらってわかったという。

2003年、グラスゴーのクラブの階段から落ち怪我をしたそうだ。病院へ行ったものの、酔っ払った状態だったので病院のスタッフに失礼な態度を取ったようだ。彼らは、一刻も早くライトボディを厄介払いしたかったため、レントゲン検査をしなかったという。

ライトボディはこうブログに記している。「(2003年)かなり自分の身体を痛めちまった。打ちのめされたボクサーみたいに目が腫れ上がり、歯も何本か失った。あんな二日酔い経験したことない」「前夜の振る舞いにより、病院のスタッフは俺を追い出すことだけを望んでて、レントゲンは撮られなかった」

しかし、恨む気はないという。「看護婦にムカついてはいないよ。自分を恥じてるだけだ」。以来、痛みを感じいろいろ試してみたものの西洋医学を信用しておらず、今日にいたるまでレントゲンを撮ることはなかったという(「バカだ!」と記している)。しかし、とうとう先月我慢できないほど痛むようになり「レントゲンを撮って、脱臼してることがわかったんだ。過去を遡って、あの事故に思い当たった」そうだ。

彼は現在、歯科装置をつけ鍼の治療を受けるなどしているという。

スノウ・パトロールは現在、2008年の『A Hundred Million Suns』に続くニュー・アルバムを制作中。リリース日は未定だが、5月にはヨーロッパ・ツアーを行なうことを発表している。

Ako Suzuki, London
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