アッシャー新作、やはり離婚騒動の内幕も暴露?

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R&B界を代表するスターとして活躍してきたアッシャー(Usher)の最新作、"Raymond V Raymond"の発売が国内でも4月21日と決定した。これを受けて3月16日、国内のSony Music Japan Internationalでも関係者向け試聴会が行われた。

元々のタイトル曲だった"Monster"からスタートする全14曲が披露されたが、そのサウンドは新旧R&Bサウンドのミックスとも言える内容。ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)のプロデュースで知られるジャム&ルイス(Jimmy Jam & Terry Lewis)が"Pro Lover"など3曲を手がけ、90年代のアッシャーを想起させるようなみずみずしいメロディを提供しているかと思えば、新鋭ブラック・エルヴィス(Elvis "Blac Elvis" Williams)によるハンドクラップ音を際だたせた"Lil Freak"のような今風のサウンドまで幅広い内容。

次のシングル曲としてはウィル・アイ・アム(will.i.am)がブラック・アイド・ピーズ(Black Eyed Peas)さながらのエレクトリックな曲に仕上げた"OMG"が予定されており、ディディ(Diddy)が彼ならではの下世話なパーティ感覚を発揮している"So Many Girls"など、アッシャーならではのフロア向けな楽曲が中心となっている。

また本人の強い希望で変更されたという新タイトル"Raymond V Raymond"や「‘書類’にサインする準備はできている」と歌うシングル曲"Papers"などにも反映されている離婚騒動だが、その他の楽曲にも不仲の理由を示唆する歌詞があり、ここ数年の彼の心境を映し出しているように読み取ることもできる。

輸入盤が先行して3月30日発売予定だが、日本盤にはレディ・ガガ(Lady Gaga)を大ヒットさせたプロデューサー、レッドワン(RedOne)による"More"がボーナストラックとして追加収録される予定となっている。

◆アッシャー Artist Info(notrax)
◆アッシャー Artist Video(notrax)
text by notrax
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