DETROX、ライブ仕様にチューンされた新作『detrox IV』

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「お互いが、気持ちよくなんなきゃライブじゃない。東名阪ツアーではみんなとひとつになりたい。」と栄喜は語る。

SIAM SHADE解散後、ソロ活動を経て、現在はDETROXのボーカリストとして活動している栄喜に、3月24日にリリースされるニューアルバム『detrox IV』について話を聞いた。

◆DETROX画像

──『detrox IV』は全体を通してどんなアルバムになっていますか。

栄喜:今まで怒涛のようにアルバムを3枚続けて出してきたんですね。それ以降は出さないでずっとライブやってきて、だいたいどんな曲が盛り上がるかなっていうのが分かってきた。なので、それを踏まえて、ライブでこんな曲がやれたら盛り上がるな、というのが詰まったアルバムになっています。

──2曲目の「Out of The Shell」はハードさもありつつ、途中メロディアスになったりで。

栄喜:基本的にDETROXってサウンドはハードで、サビはメロディアスだったり、キャッチーですね。

──3曲目の「1-4-0(ワンフォーオー)」はラストにハンドクラップがあったり、掛け声があったりで、まさにライブで盛り上がりそうですね。

栄喜:ライブってまさにお客さんとのキャッチボールなんですよ、それが今回のアルバムの軸なので。やっぱりお互いが気持ちよくならないと意味がないですからね。

──個人的にはアルバムの中では6曲目の「No God To Beg」が好きで、サビの高音のところは鳥肌がたちました。

栄喜:ああ、サビのちょっとマイナーになるとこでしょ(笑)、好きな人は好きですよね~。

──シャウトとクリーンな声を使い分ける栄喜の良さがすごく出ていますね。いい意味で一つのアルバムでギャップが出ていて素敵なアルバムだと思いました。

栄喜:ありがとうございます。

──ところで、2月25日に恵比寿リキッドルームで、SIAM SHADEの名曲「LOVESICK~You Don't Know~」を披露されていましたが、そのときの会場の様子はどうでしたか。

栄喜:実際SIAM SHADEが解散したことに今でも罪悪感があります。未だにファンがたくさんいるってことを、最近ネットで知って。ファンが集まる場所を提供したいなって。だから、「LOVESICK~You Don't Know~」を演ってよかったですよ、お客さんもすごく盛り上がっていて、とても楽しかったです。

──それでは今後のDETROXの活動について一言おねがいいたします

栄喜:とにかくアルバムを聴いて、ぜひ東名阪ツアーのライブに来て欲しいですね!「ウ、、ウオーイ!」とか掛け声かけるとこは、ちょっとうろ覚えでもいいんで(笑)ライブで一つになろう!

プレイヤーもオーディエンスも、ライブでは音楽という絆で結ばれた運命共同体だ。皆がひとつになって盛り上がることがいかに大切か、身に染みて伝わってくる。DETROXに負けぬよう、しっかり体調を整え準備して万全の態勢でライブに臨むべし。

<-TOUR “IV” 2010->
2010年4月2日(金) 大阪・心斎橋CLUB DROP
開場 / 開演 18:30 / 19:00
チケット 前売:4,500円 / 当日:5,000円(ドリンク代別)
一般発売:チケット発売中!!

2010年4月3日(土) 京都・KYOTO MOJO
開場 / 開演 17:30 / 18:00
チケット 前売:4,500円 / 当日:5,000円(ドリンク代別)

2010年4月4日(日) 名古屋・ell.FITS ALL
開場 / 開演 17:30 / 18:00
チケット 前売:4,500円 / 当日:5,000円(ドリンク代別)

2010年4月10日(土) 代官山UNIT
開場 / 開演 17:30 / 18:00
チケット 前売:4,500円 / 当日:5,000円(ドリンク代別)
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