タイナカサチ「24歳になる区切りでちょっと大人にならせてもらおうかな」

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魂の歌を届けるタイナカサチのワンマン・ツアーが決定した。

彼女の24回目の誕生日を皮切りにスタートする今回のツアーはその名もズバリ、<タイナカサチ Birthday Acoustic Live Tour~Starting from 24~>。意外にも彼女にとっては初のアコースティック・ワンマンであり、デビュー後初めて企画立案、ブッキングにまで自らたずさわった、このツアーへの想いをタイナカに聴いた。

【関連画像】「サッチャンの写真館」

また、誕生日直前スペシャル企画、「サッチャンの写真館」も併せて公開。衝撃の水着写真(笑)をはじめ、ここでしか見られないお宝写真、一挙公開だ。

   ◆   ◆   ◆

――今度のツアーはサッチャンの誕生日にスタートするんですよね。

タイナカサチ:はい。4月30日が誕生日なんですけど、去年の誕生日にメッチャたくさんお祝いメッセージをいただいたんですよ、HPに。それで、こんなにたくさんの人が私の誕生日を覚えてくれてるんや!?って感激して、「来年は誕生日にライヴします!」って、その場の勢いで言っちゃったんです、嬉しすぎて(笑)。で、2010年になってから、そういえば誕生日にライヴするって言ったよな私、約束を守らなきゃ、と思って。そこから自分でどんどん動いて、ツアーを組んだって感じですね。

――自分でブッキングしたの?

タイナカサチ:はい、今回は企画から何から、ライヴハウスに電話したりとかも、全部自分でやらせてもらいました。今後はもっと自分の音楽に責任を持ってやっていきたいと思ってて、一度全部自分でやることによって責任感も全然違ってくるんじゃないかなと思ったので。だから、この24歳になるっていう区切りでいろいろ経験して、ちょっと大人にならせてもらおうかなと(笑)。

――今回は初のピアノ弾き語りワンマンになるそうだけど、元々タイナカサチと言えば弾き語りのイメージが強いし、“初”というのは意外な気がしました。

タイナカサチ:そうなんですよね。でも実は初なんですよ。今までワンマンはバンドでやってて、その中で弾き語りもやる、みたいなスタイルだったので。で、やっぱりバンドの方がバリエーションもつけやすいじゃないですか。だから1時間半とか2時間、オール・アコースティックで大丈夫かな?って(笑)。ただ、今回は自分に真正面からぶつかるという意味でも、自分一人でやってみたかったんです。私は2006年にデビューして、これまでの4年間、音楽的に様々なチャレンジをさせてもらって、自分的にすごく幅は広がったと思うんです。その反面、自分の芯を極める前に広げてしまったなっていう反省点もある。もちろんいろいろチャレンジしてきたことは全然後悔してないし、いろいろやってきたからこそ見えてきたこともあって。「やっぱり自分はここが伝えたいんだ」とか「これが魂の歌だ」とか。23歳の終わりにそう思えるものが見つかって、今、迷いが全くなくなったんですよ。だからこそツアー・タイトルにも「23歳までに気づけた想いを胸に、24歳からまた新しく始まる」っていう決意を込めて、<~Starting from 24~>って入れたんですけど。まずはここから、いつも私の心の中にあった「これがしたい」っていうことを極めていきたいなって思ってます。で今、新曲もどんどんできているので、今度のワンマンではそれも初披露したいなって。
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