ハイチ地震救済のための「WE ARE THE WORLD 25 FOR HAITI」、モバイル配信

2010年2月に開催されたバンクーバー五輪の開会式会場で初めて公に披露された「We Are The World 25 for Haiti」が、iTunesでの先行配信に続き、音源及びビデオが3月24日からレコチョクとドワンゴで配信が開始されている。
【関連画像】「We Are The World 25 for Haiti」画像

レコーディング・セッションの撮影には映画『ミリオンダラー・ベイビー』などを手掛けたアカデミー賞受賞作家でありディレクターのポール・ハギスがフィルム・ディレクター兼エグゼクティブ・プロデューサーとして参加するなど、25年前のメンバーを彷彿させるまさにスーパー・プロジェクトとなった。

なお、「We Are The World 25 for Haiti」のスペイン語翻訳バージョン「Somos El Mundo 25 Por Haiti(ソモス・エル・ムンド25ポル・アイティ)」も同時に配信されている。これはミュージシャン/プロデューサーであるエミリオ・エステファンとグロリア・エステファンによって歌詞が翻訳されたもの。オリジナルの作詞者であるライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソン・エステイトによる公認のもと、この楽曲の歌詞が外国語に翻訳されたのはこれが初めてのことだ。

「25年前、エンターテイメント業界はエチオピアの飢餓を救うために「We Are The World」をレコーディングする事で、人々を助けるためのコミュニティーとしての力を発揮しました。現在もアフリカに対する支援の必要が続く一方で、今日新たにハイチが先日の地震による未曾有の災害に苦しんでおり、報道のカメラが去った後も続く、永続的な救済を早急に欲しています。我々はアーティストとして、「人々を助けるためのWe Are The World」という精神に則り、この25周年記念に一致団結しました。」──クインシー・ジョーンズ

「We Are The World 25 for Haiti」「Somos El Mundo 25 Por Haiti」の売り上げの一部は非営利団体であるWe Are The World Foundationに送られ、同団体の発起人であるクインシー・ジョーンズ、ライオネル・リッチーを含む役員による選出のもと、復興に有益なチャリティーに寄付される。
この記事の関連情報
