ジョー・ボナマッサ、最新ビルボード1位作品を携え日本再上陸

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今や世界のギター・シーンを牽引する存在のひとりともいえるジョー・ボナマッサの、本国アメリカで3月23日にリリースしたアルバム『ブラック・ロック』が最新ビルボード・チャート(4/10付)のブルース・チャートで初登場1位を獲得した。ボナマッサは、32歳にして6作品連続でビルボード初登場1位という快挙を達成したことになる。

【関連画像】ジョー・ボナマッサの画像

自身10作目となる『ブラック・ロック』は、当時12歳だったボナマッサの才能を見出し、オープニング・アクトに起用したという恩師・B.B.キングが初参加したアルバム。オリジナル楽曲に加えジェフ・ベック、レナード・コーエン、オーティス・ラッシュ、ウィリー・ネルソンらをはじめ、レッド・ツェッペリンがファースト・アルバムに収録予定だったとされるムーディ・ブルースの名曲「スティール・ユア・ハート・アウェイ」といった楽曲のカヴァーも収録し、ブルースの枠にとどまらない渾身の力作となっている。

それを裏付けるように同作はブルース・チャートのみならず総合アルバム・チャート「ビルボードTOP200」でも自身最高位となる38位に初登場し、念願の総合TOP40入りも達成。さらには同最新チャートのインディペンデント・チャート3位、インターネット・チャート4位、ロックチャート7位と、各種チャートで軒並みTOP10入りを果たし、文字通りビルボードを席巻している。

また、『ブラック・ロック』はイギリスの総合アルバム・チャート(4月10日付)初登場14位を筆頭に、ドイツ、スウェーデン、オランダなどでも初登場TOP30入り。まさに世界を代表する若手ロック・ギタリストとしての圧倒的な存在感を見せ付けた格好となった。

そんな、世界各国で一大旋風を巻き起こしているジョー・ボナマッサが、いよいよ次週、4月7日、8日の両日に東京と大阪でライヴを行なう。これは日本のギタリストたち、そして洋楽ファンにとって見逃せないライヴとなりそうだ。

また、本国ではブルース音楽の継承を目的としたNPO団体「Blues Foundation」に在籍しているジョー・ボナマッサだが、「日本の若い世代にもブルース・ロックの魅力を伝承したい」という熱い想いを込めて、先日B.B.キングとの70歳差スプリット・シングルをリリースした10代女子ブルースバンドのRESPECT(リスペクト)を4月7日に行なわれる東京・恵比寿リキッドルーム公演のオープニング・アクトに抜擢。同時期に御大B.B.キングをフィーチャーした楽曲を発表している日米新世代ブルース・アクトによるガチンコ対決にも楽しみだ。

【<ジョー・ボナマッサ 来日公演>詳細】
2010年4月7日(水) 
恵比寿リキッドルーム(東京)
オープニング・アクト RESPECT(東京のみ)

2010年4月8日(木)
心斎橋ビッグキャット(大阪)

◆ジョー・ボナマッサ オフィシャルサイト
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