アッシャー新作、30万枚超セールスで全米初登場1位へ。

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エリカ・バドゥ(Erykah Badu)の新作や、ウータン・クラン(Wu-Tang Clan)のメンバー3人によるコラボアルバムなどビッグ・タイトルのリリースが続く中、セールス面ではアッシャー(Usher)の新作がチャートを制することになりそうだ。

先月30日に発売されたアッシャーのニューアルバム"Raymond V Raymond"(日本盤は4月21日発売予定)は、発売初週で33万枚を越えるセールスになると予測されており、来週のBillboardチャートで初登場1位を獲得することになりそうだ。アルバム発売の前日まででも、先行発売されたシングル3枚のデジタル販売とリングトーン(着うた)の売り上げは総計150万ダウンロードを記録しており、新作への期待が大きいことがうかがえる。一方、エリカ・バドゥのニューアルバム"New Amerykah Part Two: Return of The Ankh"は初週で11万~12万枚、メソッド・マン(Method Man)、ゴーストフェイス(Ghostface)、レイクウォン(Raekwon)の3人によるコラボアルバム"Wu-Massacre"は初週で4万~5万枚となる見込み。

なお、先月19日に発売されたモニカ(Monica)のニューアルバム"Still Standing"(日本盤は4月7日発売予定)は、発売初週で18万2,292枚を売り上げ、今週のBillboardチャートで初登場2位となった。彼女を阻んだのは、YouTubeの投稿ビデオをきっかけにデビューした16歳のアイドル、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)。彼の新作"My World 2.0"は発売初週で28万1,750枚を売り上げ、初登場1位を手にした。アッシャーはビーバーの後見人でもある。

◆アッシャー Artist Info(bmr.jp)
◆アッシャー Artist Video(bmr.jp)
text by bmr.jp
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