Yellow Magic Orchestra、新作を引っさげワールド・ハピネスに出演

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坂本龍一が監修し、2008年から刊行が始まった音楽の百科事典「コモンズスコラ」シリーズ。第5巻となる『コモンズスコラ5 ドラムとベース』(税込8,925円)が4月21日に発売されるが、当作品に添付されるCD(全15曲収録)内に、Yellow Magic Orchestraの新録音楽曲が2曲収録されていることがわかった。

【関連画像】Yellow Magic Orchestra画像

新録音楽曲2曲とは、2009年の<ワールド・ハピネス公演>で1曲目に演奏したザ・ビートルズの「ハロー・グッドバイ」と、スライ&ザ・ファミリーストーンの「サンキュー・フォー・トーキン・トゥ・ミー、アフリカ(Thank You For Talkin' To Me Africa)」の2曲。「サンキュー~」ではフィーチャリング・ボーカルとしてクリスタル・ケイが参加しており、彼らの放つ最新形の音楽が、名曲というポピュラー・ミュージックの衣をまとって発表されることになる。この2曲に関しては現状では配信の予定も無く、Yellow Magic Orchestraの新作が聴けるのは、この『コモンズスコラ5 ドラムとベース』のみという実に貴重なものだ。

又、この書籍と連動して、4月よりNHK教育TV『スコラ 坂本龍一 音楽の学校』(毎週土曜23:45~00:14)もスタートしており、『ドラムとベース』シリーズは6月に放送予定になるという。高橋幸宏と細野晴臣が出演するなんてことも考えられるのか?

そんなYellow Magic Orchestraは、2010年も野外フェス<ワールド・ハピネス2010>への出演が決定となった。

<ワールド・ハピネス2010>は、都心から地下鉄で行ける至近距離ながら、野外フェスの雰囲気も充分に楽しめ、数ある夏フェスの中でもっとも、ゆる~く、ラブ&ピースフルなイベント。もはやこのフェスには欠かせないYellow Magic Orchestraだが、高橋幸宏+坂本龍一+細野晴臣の3人での出演はHASYMO名義での第1回から、今回で3年連続となる。毎年1回、本イベントでの3人揃ってのパフォーマンスは、今や夏の新風物詩でもあるが、新曲のパフォーマンスは期待できるだろうか。

なお、<ワールド・ハピネス2010>には、Yellow Magic Orchestraに勝るとも劣らない重鎮PLASTICSに、1977年以来メンバーチェンジが無い国内最古のロックバンド、ムーンライダーズといったベテラン勢に加え、初参加となるカヒミ・カリィや大橋トリオなど、全9組の出演が発表されている。第1回開催以来、絶妙なラインナップの顔ぶれに高い評価を得てきた<ワールド・ハピネス>だけに、2010年の参加アーティストの追加発表も楽しみだ。

2010年も親子チケットが用意されており、託児所も完備、親子2世代日帰りで楽しめる心配りもうれしい。5月30日(日)からの一般発売に先駆け、4月1日からオフィシャルサイトでは先行予約の受付が始まっている。

<WORLD HAPPINESS 2010>
2010年8月8日(日)
@夢の島公園陸上競技場(最寄り駅:新木場)
開場11:30/開演12:30(終演予定20:30)
出演アーティスト:Yellow Magic Orchestra、ムーンライダーズ、PLASTICS、カヒミ・カリィ、□□□、安藤裕子、大橋トリオ、清 竜人、pupa(高橋幸宏+原田知世+高野寛+高田漣+堀江博久+権藤知彦)
チケット発売日:5月30日(日)AM10:00~※公式サイトで先行予約受付中
ブロック指定 8,500円 /小学生 1,050円/ 親子チケット 9,000円(大人1名・子供1名)
※税込/いずれもレジャーシート付
◆チケット詳細&購入ページ
◆ワールド・ハピネス2010オフィシャルサイト
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