カーネーション、独自の配信サービスをオープン

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カーネーションが、自身のライヴ音源や未公開音源などをデジタル配信するサービス「LIVE CARNATION」を、オープンさせた。日本において、これはエポックな出来事だ。

2010年で結成27年目となる重鎮カーネーションだが、2009年11月には3年ぶりのアルバム『VelvetVelvet』をリリースし、ファンを狂喜させたばかり。そんな彼らが新たな音楽の在り方を提示すべく「LIVE CARNATION」を立ち上げたという。

ここでは大好評を博した2009年末の<Velvet Velvetツアー>を含め、過去のライヴを2セット、またボーカルの直枝政広弾き語りライヴを2セットなど、ファンにとっては夢のような貴重な音源が配信となる。また、MP3のみならず、音質の劣化を防ぐ高音質音源のFLACファイルも同時に配信するというこだわりを見せており、ミュージシャン自ら立ち上げたサービスらしい特徴を備えている。

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直枝政広(カーネーション)からのコメント

配信サイト「LIVE CARNATION」が動き出します。ここでは最新のライヴ音源はもちろん、ライヴ・アーカイヴス、秘蔵音源、録り下ろしのオリジナル作品などを配信販売していきます。

以前より、米国のバンドPhishがFLACでのライヴ音源配信を始めていることは知っていましたが、その理想の実現化にあたっては、どうしてもシステムの構築やその維持がネックになるのでした。もちろん、そのバンドの成り立ちやユーザー数の規模も違うわけですし、ましてや国内ではアーティスト専用の配信サイトという前例はほぼありません。なので、ぼくらのこのやり方が成り立つかどうかはまるで未知数な中でのスタートになります。

音楽配信に対しては違和感を覚える方もいらっしゃると思います。ただ、カーネーションは従来通り、本道であるオリジナル・アルバムの制作においてはその形態やパッケージにこだわり続けます。アナログ盤やカセットにまで異常な愛を持つバンドが配信だけで納得するわけがありません。

ただ、このような音楽ドキュメントとも言えるレアな音源を発表してゆくにあたってはパッケージ制作の無駄を省いたかたち、その音源重視の安価な配信システムを利用しない手はないだろうと判断しています。しかもここでは迅速に音源の高音質での提供が可能なのです。

はたして今後、このような試みがどう面白く化けるかは、音楽のクオリティやサイトの柔軟なアイデアにかかっています。でも、ぼくたちは考える前にまずは動き出してみたい。「LIVECARNATION」が充実の音源コレクションになるよう努力していきます。

楽しみましょう。

直枝政広(カーネーション)

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◆LIVE CARNATION
初回 4セット/約60曲
コンテンツ料金:150円(税込)~※開始時
決済方法:クレジットカード決済
ファイルフォーマット:MP3、FLAC
◆カーネーション・オフィシャルサイト
◆カーネーション・マイスペース
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