テレサ・テンのニューアルバムに、新たなデュエットソング

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4月28日(水)に、テレサ・テンの新しいアルバム『デュエット&ベスト新生』が発売となる。

「時の流れに身をまかせ」「別れの予感」といったテレサ・テンのオリジナル・ヒット曲11曲に、2010年に新たに誕生したデュエット曲5曲、さらに初音源化のボーナストラック1曲を加えた全17曲収録のアルバムである。

デュエット曲は、テレサ・テンのヴォーカル・トラックをそのまま活かしながら、現在のアーティストの歌声をデュエット形式で重ねあわせ、現代のアレンジを施し全く新しい楽曲として生まれ変わったものだ。新たに誕生した5曲のデュエットソングは、夏川りみ「別れの予感」、秋元順子「空港」、村上てつや(ゴスペラーズ)「時の流れに身をまかせ」、BEGIN「ふるさとはどこですか」、ピーター「つぐない」になる。

●「別れの予感」
「今回、テレサのアルバムに参加出来ると聞いた時は本当に夢のようでした。しかもテレサとのデュエットだなんて…なんて幸せ者なんだ!…と。レコーディングの時なんて私のすぐ隣で歌っているかのように感じ、感動でした。逢いたかった人、テレサとこのようなかたちで共演出来て本当に幸せです。」──夏川りみ

●「空港」
「テレサ・テンさんは昔から大好きな歌手の方で、日本で大ヒットした歌はもちろんですが、以前香港に行ったおりに直垂覇で収録された歌を耳にし、とても感動したことを覚えております。このコンピレーションアルバムに参加させて戴けましたことは私にとって宝であり本当に光栄に感じております。今回「空港」を歌わせて戴いたのですが、レコーディングの際は、テレサ・テンさんがそばにいて下さったような気がして、とてもリラックスして歌えました。」──秋元順子

●「時の流れに身をまかせ」
「テレサ・テンさんとデュエットさせて頂くなんて歌手としてこんな光栄なことはありません。ファンの皆さんの持たれている楽曲イメージを壊さぬように、考えながら、自分の持ち味であるハーモニーを活かす形でアレンジしてみました。是非聴いてみてください。」──村上てつや(ゴスペラーズ)

●「ふるさとはどこですか」
「たいがいの男は、テレサさんの歌に恋してしまいます。僕もそうです。ですから、デュエットなんて余計なお世話だ!!なんて事にならないかと心配していましたが、一緒にレコーディングさせて頂いて、スタジオのヘッドホンから時代を超えてあふれ出て来るテレサさんの歌への一途さと、歌の世界への気配りが痛々しいほど感じられて、なぜか島のかわいい後輩と歌っている様な気分になりました。息つぎも、もっと楽に出来るのに音符のギリギリまで声を出し続けているし、ビブラートも声が楽器で聞こえなくなっても、ゆらし続けているし、こんな歌い方していたら体がもたないよって、心配しながら一緒に歌いました。そんなわけで、今回のデュエットで僕の恋だけ終わりました。」──比嘉栄昇(BEGIN ヴォーカル)

アルバムに収録される初音源というボーナストラックは、なんと日本における初のヒット曲「空港」の別バージョンだ。1974年にレコーディングされた際に、録音されていた別トラックを、ここに来て始めて音源化したものである。

『デュエット&ベスト新生』
2010年4月28日(水)
UICZ-4224 2,800円
1.別れの予感 Duet with 夏川りみ
2.空港 Duet with 秋元順子
3.時の流れに身をまかせ Duet with 村上てつや
4.ふるさとはどこですか Duet with BEGIN
5.つぐない Duet with ピーター
6.時の流れに身をまかせ
7.つぐない
8.愛人
9.空港
10.別れの予感
11.ふるさとはどこですか
12.夜のフェリーボート
13.恋人たちの神話
14.香港 Hong Kong
15.夜來香 (日本語ヴァージョン)
16.何日君再來 (日本語ヴァージョン)
17.空港(アナザー・ヴァージョン)
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