賛否両論騒動勃発!MiChi×スキャットマン×DJ OZMA、異色のコラボ曲

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賛否両論騒動勃発! MiChi×スキャットマン・ジョン×DJ OZMA まさかの異色コラボレートによるハイテンション・ナンバー

アッパーな歌詞にしたいって思ったら行き詰まっちゃって…。ライターズ・ブロックを経験したというか。

――「All about the Girls ~いいじゃんか Party People~」、すでにかなり話題になってるね。ネット上では賛否両論もあるようだけど。

MiChi:そうそう(笑)。MiChiもYouTubeで見て、最初はイヤだったよ。やっぱり悪いことを言われるのは誰だってイヤじゃない? でも一瞬だった、イヤっていう気持ちは。もう振り切れたというか、今回の曲はこれまでのMiChiと全然違うから、“何コレ?”って言う人もいるだろうなってわかってたし。逆に、何も言われないよりはいいんじゃないかなって思う。

――うん、賛否両論あるってことは、それだけ関心があるってことだからね。見過ごせないっていう。

MiChi:そう。絶対インパクトのあるものをやりたいって思ってたから。それはできたんじゃないかなって思う。

――そもそも今回、スキャットマンの曲をサンプリングしようと思ったのは?

MiChi:ちょうど1年前ぐらいかな、自分の中で90年代のダンスポップミュージック・ブームみたいのがいきなり来たの。それで、コンピレーション・アルバムを買い集めて聴いてたら、その中にスキャットマンが入ってて。“懐かしい~”と思って。

――スキャットマンがリアルタイムで流行ってた頃って、MiChiは?

MiChi:15歳で、イギリスにいたとき。大流行だったよ。で、スキャットマンはもともとリスペクトしてたアーティストだし、去年(2009年)自分がアルバムを出した後に、今までやったことのない何かインパクトのあることをしたいっていうのがあったから、ちょうどそこにハマったんですよ。“これだ~!”って。今スキャットマンをサンプリングするアーティストはいないだろうし、面白いじゃん!って。歌詞は最初、自分で書きたくて、いつもそうしてきたしね。でも、アッパーな歌詞にしたいって思ったら行き詰まっちゃって…。ライターズ・ブロックを経験したというか。

――それは、スキャットマンの元の歌詞に引っ張られたとか、そういうのもあったのかな?

MiChi:なんだろうなぁ…すごく遊び心のある曲だから、それに合わせなきゃいけないっていうのもあったし。でも、そのときの自分はそういう気分じゃなかったんだと思う。だから、いくら面白く書こうとしても、重くなっちゃって。自分で納得するものが書けず。それでDJ OZMAさんに頼むことにしたんだよね。

――そこでなぜDJ OZMAさんに?

MiChi:(笑)すごい意外な組み合わせだと思うんだけど。MiChiは真面目で、考えすぎちゃうタイプだから。自分と正反対というか、ふざけたものを本気でやってる人って誰だ?って考えたら、彼だったんだよね。2~3年前かな? 友達に誘われて、一度彼のライヴを観に行ったことがあって。そしたら、それまで曲とか全然知らなかったんだけど、すっごい盛り上がっちゃって。“この人、天才かも!”って思っちゃったの。ここまでふざけたことを本気でやれる人って、エンターティナーだし、超リスペクトだなって。そういうリスペクトもあったから、彼に頼んでみようと。

――共作っていうのは、最初にMiChiが書いてた歌詞をDJ OZMAに渡して?

MiChi:そうそう。リライトしてもらったら、だいぶアッパーなものが返ってきた(笑)。MiChiも愛をテーマにはしてたんだけど…もうちょっと世の中的なことだったから。ただ、彼が書いてくれたのもテーマは愛だし、“みんな愛し合いましょう”っていうポジティヴなことだから。ズレてないって思いました。

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