賛否両論騒動勃発!MiChi×スキャットマン×DJ OZMA、異色のコラボ曲

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賛否両論騒動勃発! MiChi×スキャットマン・ジョン×DJ OZMA まさかの異色コラボレートによるハイテンション・ナンバー

“女の子だってしたいの”っていう歌詞も、“そりゃそうじゃん!”と思ったし(笑)。

――でもビックリしなかった? 実際さ“したいときにすればいい”とか“女の子だってしたいの”とか“時に酷く責め立てて”みたいな言葉が並んでて(笑)。

MiChi:あははははは。すごいよね(笑)。だから、すごい悩んだ。でも変に“もっとMiChiらしく”みたいな方向には変えたくなかったんだよね。彼に頼んだんだし、それを中途半端に歌っても伝わらないと思ったから。それに、“女の子だってしたいの”っていうのも、“そりゃそうじゃん!”と思ったし(笑)。ほんとのことをぶっちゃけて言ってるだけだから、全然悪いことじゃないと思って。しかも、日本はとくに“女の子はそんなこと言っちゃダメ”みたいなのがあるじゃない? だから、そんなのぶっ壊したいと思ったの。したいに決まってるじゃん!て(笑)。なんで女の子が言ったら下品になるの?って、すごい疑問に思うから。

――イギリスの女の子たちは、そういうことってフラットに話すの?

MiChi:そうだね。日本に比べたら全然フラット。向こうの曲の歌詞も、全然普通にそういうこと書いてあるし。

――確かに日本の曲は、ロックでも、女の子のロッカーはほとんどそこに触れてないからね。

MiChi:そう。男の人でもあんまりそういう曲を作らないし。そういう文化なのかな? 向こうはセクシャルな曲もよくあるし(笑)。別にいいじゃんと思って。

――うん。だからね、MiChiのこれまでの曲って、心の中を掘り下げて、リアルな想いが描かれてるでしょ? で、これはこれで、今までとは全然違うけど、ある意味リアルな女の子の気持ちだなって。

MiChi:そう、そこはOZMAさんが書いたものもブレてないんだよね。

――きっと、その辺の着飾ってる女の子たちに「したいでしょ?」って聞いたら「したい」って答えると思うしね、好きな人とは(笑)。

MiChi:そうだよね(笑)。なのになんで言ったらダメなんだろう?って。そういう壁を壊していきたいと思う。

――しかもこの曲、MiChiが弾けて歌ってるから、全然いやらしさがない。

MiChi:だって、“♪いいじゃんかパピポ”だからね(笑)。自分が書いてた歌詞も“LOVE”だったり、“まぁいっか”っていうテーマもあったの。世の中いろいろあるけど“まぁいっか、どうしようもないし”みたいな。

――“ま、いっか”って、使い方によってはポジティヴだよね。

MiChi:そうそう。悩んでるとき、誰かに“もういいじゃん、そんなの”って言われたら気が楽になるし。だから、ポジティヴなメッセージなんです、この曲、意外と(笑)。

――でもいろんな意味で、すごいチャレンジの曲になったね。

MiChi:うん。歌詞を人に頼んだことがまず今回のビッグ・ステップだったし。そこから始まって、こういう内容の歌詞を歌うってこともそうだし、サンプリングも初めてだし、いろいろ新しいことにチャレンジした。やっぱりね、アルバムを作って、一回完成しちゃったんだよね、あれはあれで。でも前に進むためには、それをいったんぶっ壊さなきゃと思って。だから今回のPVも、これまでのMiChiを一回ぶち壊して、新しいMiChiをスタートするって内容なの。

――ぶち壊すのって勇気が要るけど。

MiChi:でも同じとこにいてもつまらないというか、MiChiはチャレンジするアーティストでいたいし、何か新しいことを初めにやる人でいたいから。

――その想いを実践してるのがこのシングルなんですね。そして、もうひとつのタイトル・チューン、映画『武士道シックスティーン』の主題歌として書き下ろされた「Together again」も、「All about the Girls」とはまた全然違ったテイストの、すごくいい曲になっていて。今、MiChiは絶好調なのかな?って。

MiChi:うーん…まだまだ絶好調ではないね(笑)。

――あははは。正直だなぁ(笑)。

MiChi:嘘つけないんで。でもそれは迷ってるとかじゃないんだよね。まだまだ先は見えてるし。だから、絶好調!というよりは、また何か変わっていきそうだなっていう感じ。もともと、常に“次、次”って考える方だし。気持ちはすでに次に向かってるんです。

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