<SPACE SHOWER TV presents Sound Garden>、新緑に囲まれ絶好のライブ日和

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4月29日、<SPACE SHOWER TV presents Sound Garden>が日比谷野外大音楽堂で開催された。

◆<SPACE SHOWER TV presents Sound Garden>画像

▲二階堂和美with DOUBLE
▲トクマルシューゴ
▲サニーデイ・サービス
春の柔らかな日差し、爽やかな風、素晴らしい音楽で、誰もが自然と笑顔になれるように!という願いを込めて企画された本イベントには、サニーデイ・サービス、トクマルシューゴ、二階堂和美 with DOUBLE FAMOUSという3組が登場、イベント終盤には、サニーデイ・サービスの「恋は桃色」を全出演者でセッションするというスペシャルコラボも披露された。

春らしい陽気と雲ひとつない晴天に恵まれたこの日、トップバッターを務めた二階堂和美 with DOUBLE FAMOUSは、春にぴったりな「あなたと歩くの」からスタート。ときに少女のように初々しく、ときに艶めかしく、曲ごとに変化する二階堂の歌声とゴージャスなサウンドの妙にオーディエンスもうっとり。「女はつらいよ」を歌う前には「やってまいりました、都会のオアシス、日比谷野外大音楽堂!」から始まる軽妙な口上で観客をおおいに沸かせ、ラストはこぶしを利かせながら熱唱した「幸せハッピー」で会場を華やかなムードに包みこんだ。

続いて登場したトクマルシューゴは、バンド編成でパフォーマンスを展開。アコースティックギターとトクマルの歌声を軸に、ウクレレ、鉄琴、ピアニカなどさまざまな音色を重ね、賑やかなサウンドを紡いで聞かせる。MCで「楽しいですね日比谷!いいですね日比谷!」と会場の雰囲気を楽しんでいる様子を見せた彼は、「エレクトリカルパレード」のメロディを盛り込んだ「the mop」や、バグルス「ラジオ・スターの悲劇」のカバーを演奏するなど、遊び心たっぷりのステージでオーディエンスを魅了した。

陽もすっかり落ちた時間帯に現れたのは、この日が11年ぶりの野音となったサニーデイ・サービス。「恋におちたら」「スロウライダー」「白い恋人」など懐かしいナンバーが続くセットリストに、ファンは興奮を隠しきれない様子。イントロが鳴るたびに大きな歓声を上げ、サニーデイならではのシンプルで味わい深いサウンドに聴き入っている。ステージの3人はときおり向かい合い、お互いの音を確かめながら、新作アルバムからのナンバーを含め全10曲をパフォーマンス。

アンコールでは出演者たちによる「恋は桃色」のスペシャルセッションが実現。曽我部恵一、トクマル、二階堂という珠玉のハーモニーが、日比谷の夜空に響きわたった。アンコール2曲目にはサニーデイが「ここで逢いましょう」を披露。本編のゆったりとした雰囲気から一変し、骨太なバンドサウンドと熱い歌声を聴かせ、さらに予定外のダブルアンコールでは「コーヒーと恋愛」が届けられ、アットホームな空気に包まれたまま、イベントは幕を閉じた。

この模様は5月18日(火)21:00より、スペースシャワーTVで放送となる。

<SPACE SHOWER TV presents Sound Garden>
放送日時:5月18日(火) 21:00~22:00(初回放送)※リピート放送有
◆Sound Gardenオフィシャルサイト

<SPACE SHOWER TV presents Sound Garden>
2010年4月29日
@日比谷野外大音楽堂

●二階堂和美with DOUBLE
1.あなたと歩くの
2.夜来香
3.女はつらいよ
4.脈拍
5.時が流れても
6.幸せハッピー

●トクマルシューゴ
1.Sanganichi
2.BUTTON
3.EURYDICE(instrumental)
4.Tracking Elevator
5.Lahaha
6.Green Rain
7.Linne
8.Vista
9.the mop (instrumental)
10.Video Killed the Radio Star
11.Parachute
12.Rum Hee

●サニーデイ・サービス
1.東京
2.恋におちたら
3.スロウライダー
4.旅の手帖
5.カーニバルの灯
6.ふたつのハート
7.時計をとめて夜待てば
8.24時のブルース
9.若者たち
10.白い恋人
アンコール
1.恋は桃色
2.ここで逢いましょう
ダブルアンコール
1.コーヒーと恋愛
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