「私たち、一生“メロン記念日”です。」メロン記念日が解散ライヴを開催

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メロン記念日のラストライヴ<メロン記念日 FINAL STAGE “MELON'S NOT DEAD”>が、5月3日に中野サンプラザにて開催された。このライヴをもってメロン記念日は10年の活動にピリオドを打った。

◆メロン記念日 画像@2010.05.03<メロン記念日 FINAL STAGE“MELON'S NOT DEAD”>

2010年、10周年を迎えたメロン記念日の決断は、メロン記念日としての活動終了。つまり解散だった。「それぞれ第二の人生にチャレンジしよう」という意志を確認した4人は、2月19日のライヴにて解散を電撃発表。4月末より東名阪にてメロン記念日のファイナルツアーを行なってきた。

ラストライヴとなったこの日の中野サンプラザは、開演前から歓声と手拍子が起こるなど、オーディエンスのボルテージは早くも最高潮。それもそのはず、この日のオーディエンスは筋金入りのヲタモダチ(=メロン記念日ファン)ばかり。それぞれメロン記念日のツアーTシャツを着て(そしてその多くが、過去に行なわれたメロン記念日のライヴツアーTシャツ。柴田あゆみにちなんで“ガチャピン”Tシャツを着ているファンもいたが)、ステージに4人が現れるその時を待っていた。

ステージ上に当たった4本のスポットライト。浮かびあがる斉藤瞳、柴田あゆみ、大谷雅恵、村田めぐみの4人。解散ライヴは「香水」をしっとりと歌い上げるところからスタート。「ガールズパワー・愛するパワー」「さぁ!恋人になろう」などアッパーな楽曲が続き、全力でパフォーマンスするメンバーに、オーディエンスもまた全力で声援を送る。

「<メロン記念日 FINAL STAGE>にきてくれて、どうもありがとう。メロン記念日の旅立ちを見届け、そして私たち4人の姿を目に焼き付けていってください。最後までよろしく。」── 斉藤瞳

「よーし、最後もやっちゃうよ。“DOSUKEBEサンプラザ”にお集まりのみなさん、こんばんはー! (ライヴで定番の“DOSUKEBEコール”) 最後もDOSUKEBEらしく、最後なんでかなりDOSUKEBEに。最後まで楽しんでいってください!」── 大谷雅恵

「10年間の感謝の気持ちを歌に込めて、最後までやりきります。みなさんも、最後まで楽しんで、最後まで私たちについてきてください。よろしくお願いします!」── 柴田あゆみ

「今日はメロン記念日とヲタモダチの“頂上決戦”です!! みんな、汗も、ほんの少しの涙も全部出し尽くすぞー! 完全燃焼するぞー! 自分を捨てるぞー! でもプライドだけはとっとくぞー! いい感じに温まっております。今日はちょっぴり長いので、でもガツンと来てね!」── 村田めぐみ

2009年初夏から“メロン記念日ロック化計画”として、BEAT CRUSADERS、ニューロティカ、ミドリ、THE COLLECTORS、そしてGOING UNDER GROUNDとコラボして楽曲を発表してきたメロン記念日。そんなコラボ曲などを披露した後半は、ロックなメロンが全開。村田が手にしたムチもしなる中、2010年2月にリリースされたTHE BLUE HEARTSのトリビュートアルバム『THE BLUE HEARTS "25th Anniversary" TRIBUTE』で彼女たちがカヴァーした「キスして欲しい」で会場をロックモード一色にすると、「お願い魅惑のターゲット」では、歌詞に合わせてミラーボールまで登場(さすがに派手にスピンさせるまではいかなかったが)。そして本編ラストの「さあ、早速盛り上げて 行こか~!!」で、アンコールへの期待を高めた。

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