ゴーゴル・ボルデロ、遂にメジャー・デビュー

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世界中の主要音楽フェスで絶賛を浴び、世界で最もフェスに相応しいバンドとの評価も高いゴーゴル・ボルデロ(ゴーゴル・ボールデロ、ゴーゴル・ボルデーロより表記変更)。これまでも<フジロック08>や<サマーソニック09>、<コーチェラ>、<ボナルー>、<ロラパルーザ>、<レディング>、<リーズ>、<グラストンベリー>など世界を代表する音楽フェスティバルに出演し、高い評価を得ている。そんな彼らのメジャー移籍第1弾アルバム『トランスコンチネンタル・ハッスル』が4月28日にリリースとなった。

◆ゴーゴル・ボルデロ画像

ゴーゴル・ボルデロは、ジプシーの血をひくウクライナ人のユージン・ハッツ(Vo、G)を中心とした9人編成の多国籍バンドだ。ヴァイオリンやアコーディオン奏者、MC、女性ダンサーまでを擁し、様々な人種&国籍のメンバーが、フォークやアイリッシュ、ジプシー(ロマ)/ブラジル音楽などをベースに自らのルーツを自由にミックスさせた、いわゆるジプシー・パンクをトレードマークとする。

そしてユージン・ハッツの凄さは音楽のみにあらず。2007年のライヴ・アースではマドンナと共演し、彼女の初監督映画『ワンダーラスト』の主人公にも抜擢されているのは既報のとおりだが、ファッション・ブランド:グッチが08-09年秋冬メンズ・コレクションで発表した「ロシアン・ロック」スタイルは、彼らにインスパイアされたものという。

プロデューサー:リック・ルービンもそんな彼らに魅了されたうちのひとりだ。ビースティ・ボーイズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、リンキン・パークから、ジャスティン・ティンバーレイクやシェリル・クロウまでそうそうたるアーティストを手がけてきたリックの熱烈アプローチで実現したニュー・アルバム『トランスコンチネンタル・ハッスル』は、マドンナとのライヴ・アース共演時に演奏した楽曲で幕をあける、最高にエキサイティングな一枚となった。

ユージンも「リックと組んで仕事をしたことが、すごく楽しくて刺激的で、大きなインスピレーションになった」と語っており、強力な2人のケミストリーから生まれた本作は、全てが型破りなオルタナティヴ・ミュージックが構築された要チェック作品となったようだ。

『トランスコンチネンタル・ハッスル』
2010年4月28日発売
※日本盤ボーナス・トラック収録

◆ゴーゴル・ボルデロ・オフィシャルサイト
◆ゴーゴル・ボルデロ・オフィシャルサイト(海外)
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