水谷豊、32年ぶりに宇崎竜童を“相棒”に。PVは業界初の3D映像も

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水谷豊が7月14日に『人生ロマン派 コンセプトボックス』と題されたシングル、アルバム、そして映像をセットにした作品をリリースすることが明らかになった。さらに、タイトル曲「人生ロマン派」では、32年ぶりに宇崎竜童&阿木燿子が水谷に楽曲を提供し、宇崎とのデュエット曲となること、そして同曲のミュージックビデオは、業界初となる3Dで撮影されたバージョンも用意されることも合わせて発表された。

◆水谷豊 画像@2010.05.06 『人生ロマン派』会見&パフォーマンス

5月6日に都内にてパフォーマンスおよび会見を行なった水谷豊と宇崎竜童。32年ぶりに水谷豊の“相棒”となった宇崎は、「気持ちいいです。一緒にいることが気持ちいいです。」とコメント。一方の水谷は、「こんな日がくるなんて。32年前に曲を書いていただいて、またこういう時がくるなんて、もう夢にも…夢には見ましたが(笑)。実現するなんて嬉しくて嬉しくて。」と笑顔を見せた。さらに、水谷は宇崎の曲に関して「聴いているといい曲なんですけど、歌うと難しい。」としながらも、ドラマの撮影中にマネージャーが車の中でずっと流してくれたこともあり、早く覚えることができた、とのこと。

また、“妻のいる男が、昔の恋をいつまでも忘れられない”という内容の歌詞について取材陣から質問を向けられると、水谷は「そうなんですよ、だから家ではかけられなかった。」とコメント。さらに<妻よ許せ>という歌詞中のフレーズについて、レコーディング中に水谷の歌を聴いた阿木燿子が、「私は許さないわよ」と話したというエピソードを披露すると、これには思わず取材陣、宇崎竜童ともに大爆笑となった。なお、そんな水谷の妻・伊藤蘭は、今回の新曲を聴いて「いいんじゃない。」と言ってくれたそうだ。

今回のコラボレーションは、宇崎&阿木が司会をするテレビ番組に水谷豊がゲスト出演した際に、その場で宇崎が曲を作ったことから実現。宇崎&阿木夫妻が水谷豊の楽曲を書き下ろすのは、1978年に水谷がリリースしたアルバム『青春番外地』以来、32年ぶりとなる(同アルバムは、全曲、宇崎&阿木作品で構成されていた)。

なお、『人生ロマン派 コンセプトボックス』には「人生ロマン派」のシングルと、水谷豊が5月8日から行なう初のライヴハウスでのライヴ音源を収録したアルバム、さらに「人生ロマン派」のミュージックビデオ(水谷豊と宇崎竜童が出演)やレコーディングの様子などを収めたDVDが付属する『人生ロマン派 コンセプトボックス DVD仕様』と、『人生ロマン派 コンセプトボックス 3D Blu-ray仕様』の2形態を用意。『3D Blu-ray仕様』のミュージックビデオは、業界初の3D映像作品となっており、3D民生テレビがあれば、自宅で立体感ある映像を楽しむことができる。

最後に、今回のコラボレーションから「ふたりで回る全国ツアーは?」と話が振られたところ、「水谷さん次第。水谷さんが今回ライヴをやって、“また来年やろうかな”と思えば。」と宇崎が話すと、水谷は「そうなってくると、今度は宇崎さん次第になるんですけど。」と返すなど、まんざらでもない様子だった。

水谷豊は、5月8日から14日まで、東京・コットンクラブにて<水谷豊 ライブ 2010 ~ロマン派ナイト~>を開催する。水谷豊にとって初めてとなるライヴハウスでのパフォーマンス。前売り券はすべてソールドアウトとなっている。

ちなみに、『人生ロマン派 コンセプトボックス』がリリースされる7月14日は、水谷豊58回目の誕生日でもある。

◆水谷 豊 オフィシャルサイト
◆iTunes Store 水谷豊(※iTunesが開きます)
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