女性ヴィジュアル系バンド、exist†traceの新曲は“攻撃的な守り”

ポスト

2009年、ジャンヌダルクの如くシーンの常識に衝撃を与えたexist†traceが、来る6月2日、2010年一発目のニュー・シングル「KNIFE」を放つ。タイトル「KNIFE」の言葉の鋭さに反し、今回テーマに掲げられたのは“攻撃的な守り”。 exist†traceの真髄を貫き、例え傷つこうとも大切な人を守る。鋭い刃は、そんな彼女たちの今の姿勢そのものだと言えるだろう。

◆「KNIFE」試聴
◆「Mirror」試聴
◆liquid(2010 vo.retake ver.)試聴

表題曲の「KNIFE」は、その想いをヴォーカル・ジョウが凜と歌い上げ、駆け抜ける様な楽器陣の演奏がバンドの加速度を連想させる。対照的に、2曲目の「Mirror」は、誰しもが持つ二面性への戸惑いを鏡というツールを通して描く。しかしながら、骨太でヘヴィーなサウンドは女性とは思えない力強さを持ち、自信に満ち溢れた音を奏でる。そして3曲目には、exist†traceのライヴでは欠かす事のできない「liquid (2010 vo. retake ver.)」を、2010年ヴァージョンとして甦らせ収録。ライヴでも人気の高い曲であるだけでなく、“歓喜の声が響くならこの身を捧げてもいい”と歌うその言葉が、今回のテーマこそexist†traceが常に追い求めてきた信念であると教えてくれる。鮮やかに髪を赤く染めたジョウが飾るジャケット・ワークからも、その視線の先に揺るぎのない信念を感じずにはいられない。

この春に行なわれたヨーロッパツアーでは、国境を越えたオーディエンスにも確実にその存在を知らしめたexist†trace。今後のさらなる飛躍に期待が高まる。

なお、exist†traceは、5月26日にリリースされる次世代ヴィジュアル系アーティストたちの楽曲を収録したコンピレーション・アルバム『NEO VOLTAGE』に、「unforgive you」で参加している。

New Single
「KNIFE」
2010年6月2日発売
MOCD-1903 ¥1260(tax in)
1. KNIFE
2. Mirror
3. liquid (2010 vo. retake ver.)

ワンマン・ツアー<Periodic III Promise>
7月17日(土) OSAKA RUIDO
(問)キョードーインフォメーション:06-7732-8888
7月18日(日) 名古屋ell.SIZE
(問)ズームエンタープライズ:052-290-0909
7月24日(土) 目黒鹿鳴館
(問)DISK GARAGE:03-5436-9600
open 17:30/start 18:00
チケット adv¥3,000/day¥3,500
6/5(土)一般発売開始
(総合問い合わせ)バックステージプロジェクト:03-5786-2400

◆exist†traceオフィシャル・サイト
◆exist†traceマイスペース
この記事をポスト

この記事の関連情報