ケリス、引退してシェフになるつもりだった?

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間もなくおよそ4年ぶりとなる新作が発表になるケリス(Kelis)だが、一時期は音楽業界の引退も考えていたことを英国新聞紙のインタビューにて明かした。

ケリスのニューアルバム"Flesh Tone"はイギリスでは今月17日に世界先行発売される。このプロモーションで英Daily Record紙のインタビューに応えた彼女は、前作"Kelis Was Here"の制作過程について「辛かったし、楽しめるような経験じゃなかった。だから休む必要があったの」と振り返った。そしてこの4年の空白のあいだに「人生においてなにか自分に合ったことをやりたい」と考え、料理学校に通い始めたのだという。最初はただの趣味のつもりだったが、音楽をやる必要がないということに加え、料理を心から楽しめたため、「すっかりのめりこんでしまった」と話している。実際に料理学校を卒業した彼女だが、「長い間、新作を作ろうなんてひとつも思わずに学校に行っていた。でもおかげで活力が戻ってきて、アルバムを作ることにプレッシャーを感じずにいられたの」と話し、結果的にまた音楽に戻ってくるきっかけになったと話している。以前に彼女は料理本を執筆したいと話していたこともあった。ケリスのニューアルバム"Flesh Tone"は日本では今月19日、全米では6月6日に発売予定。ファーストシングル"Acapella"はイギリス/アメリカのダンス・チャートのどちらともで1位を獲得している。

また、現在ロンドンでプロモーション活動中のケリスだが、先日出演したTV番組Later...with Jools Hollandでは新恋人と噂されるプロフットボール選手のアデワレ・オグンリエ(Adewale Ogunleye)が隅で見守っており、収録後は彼に控え室までエスコートされていった姿が目撃されたという。ナズ(Nas)との離婚調停も決着が着きつつある中、ケリスはプライベートも順調のようだ。

◆ケリス Artist Info(bmr.jp)
◆ケリス Artist Video(bmr.jp)
text by bmr.jp
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