映画『瞬 またたき』舞台挨拶で、Kの生歌に北川景子も鳥肌っ

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6月19日(土)から全国公開となる北川景子主演映画『瞬 またたき』の特別先行上映舞台挨拶が、5月26日(水)大阪・梅田ブルク7にて行なわれ、磯村一路監督、北川景子、岡田将生、そして主題歌「会いから」を歌うKが登壇した。

◆磯村一路監督、北川景子、岡田将生、Kの画像

登壇するやいなや、会場を埋める400人を超える観客からの大歓声が巻き起こった。大阪での特別先行上映お舞台挨拶ということで、神戸出身で中学・高校は大阪の学校に通っていた北川景子は、「こんなにたくさんの人に来ていただけると思ってなかったのでうれしいです!故郷に帰ってきた感じです!」と喜びを表すと、客席から「お帰り!」の声が飛び、北川は「ただいま!」と叫び返し、会場を和ませた。

事故で恋人を失い、さらにそのショックで彼の最期の記憶までも失ってしまう主人公の泉美を演じた北川は「悲しいシーン、辛いシーンもあったけど、岡田君との楽しいシーンもあったから、気分転換をしながら撮影にのぞめた。岡田君と一緒にできてよかった。頼りにしてました。」とコメント。岡田は「もの凄いラブコールですね」と、2人のコンディションが最高の状態で撮影が進んだことをアピールした。

一方、「詞が映画とすごくリンクしている」「PVだけで泣ける」とネット上でも話題になっているのが主題歌「会いたいから」だ。この楽曲を書き下ろしたKは、「2009年の今頃から曲作りを始めて、5~6回映画を観て、台本も何度も読んで、映画とのコラボをすごく大切にしました。会えなくなった寂しさより、また今度出会えるかもしれない、楽しかった思い出とともに、前向きに進んでもらいたいっていうメッセージを込めて作りました。」と語り、ピアノ弾き語りの生歌で主題歌をサプライズ披露。

彼の美声が響き渡ると、さっきまでの歓声が一気に消え、会場中が聞き入る。北川、岡田、磯村監督も客席に座り、オーディエンス側へ。披露後に、生歌の感想を聞かれると北川は、「この曲、CDはもらっていたのですが、生で聴いたのは初めてです!鳥肌が立っちゃいました!本当に聴いただけで映画の映像が流れてくるんです!」と、興奮冷めやらぬ声で語った。

「この作品は、観る人の状況によって響くシーンやメッセージがあると思いますが、今の一瞬を大切にしよう!今、自分にできることをしよう!今、自分のまわりにいる人を大切にしよう!と思わせてくれる映画になっていると思います。観終わった後はすがすがしい気持ちで帰れると思うので、惹きこまれてほしい」──北川景子

「切ないラブストーリーですが、希望もあります。主題歌にもある“ふとした優しさ"を映画の中でみせられたらと思います」──岡田将生

「この映画と出会って、この映画は深いメッセージを教えてくれました。寂しい気持ちはみんな持っていると思うのですが、その後にある前向きな気持ちがあるというメッセージを感じてもらえたらと思います。」──K

最期まで歓声の鳴りやまない舞台挨拶に、後ろ髪を引かれる想いで4名は会場を後にした。

映画『瞬 またたき』は、6月19日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショーとなる。

映画『瞬 またたき』
出演:北川景子、大塚寧々、岡田将生ほか
監督・脚本:磯村一路
音楽:渡辺俊幸
原作:河原れん 著「瞬」(幻冬舎文庫)
主題歌:K「会いたいから」
製作プロダクション:アルタミラピクチャーズ
配給:S・D・P
(C)2010「瞬」製作委員会
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