ニュウニュウ、「タワーレコードから任命を受けて光栄です」

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5月25日、ピアニスト牛牛(ニュウニュウ)が、タワーレコード渋谷店に登場した。

◆ニュウニュウ・イベント画像

ニューアルバム『ショパン エチュード全集』の発売を記念してのミニライブ&サイン会とともに、先にご紹介したとおり「タワーレコード・ショパン・スペシャル・キャンペーン応援隊長」任命式もとり行なわれた。

平日にも関わらずたくさんの人が詰め掛けた会場に、颯爽とニュウニュウが登場。既におなじみとなったミニライブ前の応援隊長任命式では、タワーレコード渋谷店のクラシック担当スタッフから任命証であるネームタグを首にかけてもらうと、ちょっとはにかんだような笑顔を見せた。

「タワーレコードから任命を受けて光栄です。ショパンはとても好きな作曲家なので、私のアルバムとともにぜひショパンイヤーと楽しんでください。」──ニュウニュウ

時折見せる笑顔は12歳の幼い児童の表情だが、いざ演奏がはじまると圧倒的な存在感でフロアの空気を変えていく。ショパンの「幻想即興曲」から始まり、アルバムに収録されているエチュードを、迫力の演奏でオーディエンスを釘付けにした。アンコールの楽曲は「春江花月夜」という、中国では古代より演奏されているオリエンタルな曲調が美しい楽曲を披露。落ち着きがありながら華やかなその演奏は、多くのオーディエンスの心に染み渡ったようで、イベント後にスタッフに曲名を尋ねる人が多く現れた。

その後のサイン会では、サインを求める列が途切れず、この日『ショパン エチュード全集』はタワーレコード渋谷店クラシックデイリーチャートで1位を獲得。ニュウニュウは「自分はまだ12歳。他のベテランピアニストとはまた一味違う、少年の感覚で奏でるショパンを楽しんでください。きっと皆さんに感動を与えることができると思います!」と大人顔負けの頼もしいコメントを残した。

干支が丑年だからニュウニュウ…だけど、実はちょっぴり牛乳は苦手という、かわいらしさとのギャップもまた彼の魅力のひとつなのです。

<ニュウニュウ・ミニライブ&サイン会>
2010年5月25日(火)@タワーレコード渋谷店6F
1.ショパン幻想即興曲
2.ショパン「12のエチュード 作品10 第1番 ハ長調」
3.ショパン「12のエチュード 作品10 第2番 イ短調」
4.ショパン「12のエチュード 作品10 第3番 ホ長調「別れの曲」
5.ショパン「12のエチュード 作品10 第4番 嬰ハ短調」
6.ショパン「12のエチュード 作品10 第12番 ハ短調「革命」
7.「12のエチュード 作品25 第1番 変イ長調「牧童」
8.ショパン「12のエチュード 作品25 第10番 ロ短調」
9.ショパン「12のエチュード 作品25 第11番 イ短調「木枯らし」 」
Encore.春江花月夜

◆タワーレコード・ショパン・スペシャル・キャンペーンサイト
◆ニュウニュウ・オフィシャルサイト
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