“ディオ、ディオ、ディオ!”、葬儀というよりロック・コンサート

ツイート
日曜日(5月31日)、LAにある霊園で5月16日に胃ガンのため亡くなったロニー・ジェイムズ・ディオの追悼式が開かれ、1,200人以上のファンが集まった。

ディオの従兄弟で1970年代に彼とともにエルフで活動していたデヴィッド・ファインスタインは「彼は音楽とメッセージ、そして魔法で我々全員を魅了した。ロニーがみんなを愛していたのは確かだ。彼は、みんなの忠誠心に感謝していた。君ら、すべてのファンのことだ」と追悼の言葉を述べた。

またディオの息子ダンは、身体の不調を見逃さないようにとファンへ呼びかけた。「父と同じ間違いをおかさないでとみんなにお願いしたい。父にとってはショウが第一だった。何年にもわたって警告のサインを無視し、やっつけるのが簡単だったかもしれないガンをディオでさえ負けてしまうほどの怪物に育ててしまった」

式では、へヴン&ヘルのスコット・ウォレンが「This Is Your Life」を、元エイジアのジョン・ペインがブラック・サバスの「Heaven and Hell」を、アンスラックスのジョーイ・ベラドーナがレインボーの「Man On The Silver Mountain」をパフォーマンス。元ディープ・パープルのグレン・ヒューズ、元クワイエット・ライオットのポール・ショーティノらが出席し、出席がかなわなかったモーターヘッドのレミーからの追悼ビデオが流されたという。

Billboard誌によると、会場に入りきれないファンのために屋外のビッグ・スクリーンにて中の様子やディオの音楽、映像などを放送。観衆の間では“ディオ、ディオ、ディオ”の掛け声が上がり、葬儀というよりロック・コンサートのようだったという。

また、秋にはロンドンとLAにて追悼コンサート<Ronnie James Dio "Stand Up And Shout" Memorial Concerts>が開かれるといわれている。

Ako Suzuki, London
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス