マイケル・ジョーンズ、不屈のブルー・アイド・ソウル・シンガー登場

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6/2付USEN洋楽総合チャート5位にランクインしているマイケル・ジョーンズを紹介しよう。

◆マイケル・ジョーンズ画像

マイケル・ジョーンズは、「アメリカン・アイドル」のSeason7において、アメリカ人以外で初のベスト8入りを果たしたブルー・アイド・ソウル・シンガーだ。

オーストラリア出身のマイケル・ジョーンズが単身渡米したのは、実はプロテニスプレイヤーを目指してのことだった。その後シンガーを目指し2007年にメジャー・レコード・レーベルと契約までこぎつけるものの、突然解約を言い渡され、同年28歳「アメリカン・アイドル」に最初で最後の挑戦をすることになる。

セミ・ファイナルで惜しくも敗退するものの、ポーラ・アブドゥルが「お願いだから、音楽を続けて!諦めないで!」と番組で訴え、その後多くのセレブリティからもその才能を支持されてきたマイケル・ジョーンズ。デヴィッド・フォスターの「絶対に諦めるな!」という強力なサポートを受け、世界中で行なわれるデヴィッド・フォスターのコンサートでは常にマイケルを帯同してオーディエンスに紹介してきたというエピソードがある。

ストレートで力強い歌声とともに七転八起の不屈のシンガーとしてマイケル・ジョーンズはオーディエンスから愛されている。全米デビュー直前には、スノーボードのオリンピック金メダリスト・ショーン・ホワイトのドキュメンタリーフィルム「Don't Look Down」(トリノ・オリンピック直後のスランプからの脱出を描いたショーン・ホワイトのドキュメント)のサウンド・トラックを依頼されたことも話題となったものだ。

そんなマイケル・ジョーンズが日本上陸、今回USEN洋楽総合チャートにランクインした楽曲「HOLD ME」は、松田聖子の大ヒット曲「抱いて…」(1988年)のカバーソングだった。

アメリカで2009年にリリースされたデビュー・アルバム『HOLD BACK MY HEART』は、2010年6月23日に日本盤がリリースされることになり、「恩人デヴィッド・フォスター作曲で、日本のリスナーに最も愛されている曲をスペシャル・トラックとして収録しよう」というマイケル自身の発案によって実現したのが、「抱いて…」のカバー「HOLD ME」の登場なのだ。そう、「抱いて…」は作詞:松本隆/作曲:デヴィッド・フォスターなのである。

マイケル・ジョーンズの日本デビュー盤、そのタイトルは『それでも僕はあきらめない、この手で夢をつかむまでは』。そう、不屈のシンガーなのだ。

◆マイケル・ジョーンズ・オフィシャルサイト
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