Baby M、南アフリカ熱とともに注目急上昇

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南アW杯開幕とともに南アフリカ熱が最高潮に上がるなか、先日南アフリカ音楽親善大使に任命されたBaby Mが歌う「キミと~強く儚い者たち~」が有線を中心に大きな話題となっている。6月9日に発表となったUSEN J-POP総合チャートでは、並みいる競合アーティスト達を抑え2位に浮上、その存在こそまだ知られていないものの、歌声の存在感は群を抜くものだ。

◆Baby M@<アフリカン・フェスタ 2010>画像

12日に横浜赤レンガ倉庫で開催された<アフリカン・フェスタ 2010>にBaby Mが登場した際には、その歌声が響いた瞬間、会場を訪れていた様々な人種の観客が大挙して押し寄せ、大歓声を上げた。このステージでは、南アフリカの国民的な曲を同国特有のダンスグルーヴ「クワイト」との融合で日本語カヴァーした楽曲「Bhuti ~Ndihamba Nawe~」や、STUDIO APARTMENTとの共作で創り上げたという自由へのテーマ「Free」をパフォーマンス。

最後に披露した「キミと ~強く儚い者たち~」では、話題曲の歌声の正体を目の当たりにして驚喜する若い世代や懐かしさに浸る大人の日本人来場客に混じり、はじめて耳にするCoccoとBaby Mの歌声の化学反応に言語の壁を超えて酔い知れる南アフリカの観客らも多く見受けられた。そう、「キミと ~強く儚い者たち~」は、Cocco「強く儚い者たち」をサンプリングした作品である。

ライブを終えたBaby Mは、「音楽親善大使として、まずは南アフリカの国民的な有名曲「Ndihamba Nawe」を「Bhuti」として日本のリスナーへ紹介することができたので、次は南アフリカの方々に日本で最も私が尊敬するアーティストのひとりであるCoccoさんの曲を、自分なりの方法で届けたいという思いもあり「キミと ~強く儚い者たち~」を創りました。そういった意味で、今日は国境を超えて多くの方々に喜んでもらえて嬉しかった」と語った。

「キミと ~強く儚い者たち~」は、6月16日(水)からレコチョクにて先行配信が開始、6月30日には同曲を収録した1stアルバム『Baby M』がリリースとなる。
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