デーモン・アルバーン「ブラーのリユニオンは4人の傷を癒してくれた」

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デーモン・アルバーンが、2009年に行なわれたブラーのリユニオンについて語った。このリユニオンは、4人が負っていた「とても深い傷を癒してくれた」という。

4人のオリジナル・メンバーがそろってプレイするのはグレアム・コクソン(G)が2003年にバンドを脱退して以来6年ぶり、ライヴ・パフォーマンスは2000年に行なわれたロイヤル・フェスティヴァル・ホールでの公演以来9年ぶりだった。

アルバーンは『Radio Times』誌のインタヴューでこう話している。「(リユニオンの)ショウはとてもよかったと思うよ。俺ら全員にとって、とても深い傷を癒してくれるものだった。<T In The Park>はとくにクレイジーだったと言わなきゃな。グレアムはステージに上がる1時間半前まで病院にいたんだよ」

バンドはその後、2010年4月にレコード・ストア・デーのために新曲「Fool's Day」をリリース、さらなる活動が期待されたが、残念なことにリユニオン・パフォーマンスに対する「反響は素晴らしかった」ものの、デーモンは「あれで終わりだ。今のところは」と話している。

ブラーは2009年夏、ロンドン、ハイド・パークで公演したほか、<T In The Park>、<グラストンベリー>などのフェスティヴァルでもプレイ。デーモンは6月末(6月25日)、そのグラストンベリーにGORILLAZとしてカンバック。ボノの体調不良により出演をキャンセルしたU2の代わりにヘッドラインを務める。

グラストンベリーの主催者は、このピンチヒッター起用についてBBCにこう話している。「(U2キャンセルの)話が広まった数分後に電話が鳴り始めた。世界中のヘッドライン・バンドがU2の代わりをやるって言ってくれたんだ。面白いことに、ゴリラズはその先陣だった」「先の見通しが明るくなったよ。大惨事になってたかもしれないからね」

Ako Suzuki, London
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