[クロスビート取材こぼれ話] ザ・エックス・エックス
2009年にリリースした『エックス・エックス』でまだ10代ながら多くのメディアに絶賛されたザ・エックス・エックスの来日取材。前日にビート担当兼プロデューサー的役割も果たすジェイミーが出演したDOMMUNEでのDJセットは、最新のダブステップからフローレンス・アンド・ザ・マシーン、オービタルまでをセンスよく繋ぐもの凄いセットだった為に「一体どんな子たちなんだろう?」と思いつつ臨んだところ、意外や意外、普段は他と何も変わらない普通の若者たち。もちろん、サウンドそのままに少し大人びている印象はあって、3人の役割がよく分担されているのが面白い。
取材はオリヴァー(Vo、B)がスポースクマン的な役割を担う中、ロミー(Vo、G)がいい合いの手を入れてくれるのが基本形。2人はサイン渡したサイン色紙にペンでひたすら線を描き足しながら、一問一問律儀に質問に答えてくれる。そして自由人のジェイミーは、そんな2人を見ながらひたすら考えごとモード。…というよりも、実は彼はインタビューが苦手のようで、話をふるとちょっと緊張しながら答えてくれる。バンドでの彼の役割の通りの、まさに“職人肌/天才肌”という感じだった。
シャイな中にもみんなで顔を見合わせて笑ったりしているこの3人から、あの空間を生かした“発明”とも言えるサウンドが生まれるとは…と驚いたが、そんな彼らは<フジロック>初日のレッド・マーキーに出演するため夏には再来日予定。クロスビート8月号では一足先に、バンドの音楽が出来ていく過程を聞いたインタビューに加え、サインを1名様にプレゼント! どしどし応募してください。
◆クロスビート最新号(オフィシャルサイト)
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