スリップノット「続けるかどうか決定する前に傷を癒す必要が」

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スリップノットが最低2年は活動を休止するようだ。ベースのポール・グレイが急逝したというだけでなく、ヴォーカルのコリィ・テイラーとギターのジェイムズ・ルートはしばらくサイド・プロジェクト、ストーン・サワーの活動に専念したいという。

ストーン・サワーはヨーロッパで開催されているメタルの一大ツアー<Sonisphere Tour>に参加中。同フェスのオフィシャル・インタヴューで、スリップノットの現状について問われたルートはこう答えている。「いまのところ、俺らはストーン・サワーの新作のリリース、それに1年半か2年になるツアーに専念している」。「(スリップノットには)少なくとも2年は戻らないだろう」

続いて「その後ツアーをやるか曲を作り始める?」との質問にはこう話した。「わからない。なにをやるか話してない。いまは、ほかに考えることがある。俺らはストーン・サワーのサイクルが始まったばかりだ。スリップノットを続けるかどうか考える前に、(グレイの死から)癒されるための大きな過程が必要だ。いま、それは考えられない」

「いまは、ただ悲しみに暮れている。俺らの兄弟がいなくなっちまったって事実を嘆き悲しむ時間を作ろうとしている。事実だとは思えないときもあるんだ。実感するのにはしばらく時間がかかるだろう」

グレイの死から1ヵ月。当然のこと、その傷が癒えるにはまだまだ時間がかかるだろう。ルートは「俺らは、俺らのやるべきことをやるつもりだ。外に出て、音楽を続けていこうと思う。俺らのやるべきことをやるよ。それしか知らないんだから」とのメッセージをファンに送っている。

Ako Suzuki, London
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