ヤマハからシネマDSP搭載の7.1ch AVアンプ「RX-V767」、iPod/iPhoneをワイヤレス再生できる「YID-W10」登場

ツイート
ヤマハは、シネマDSP(3Dモード)を搭載した7.1ch AVアンプ「RX-V767」、および、「RX-V767」と組み合わせてiPodやiPhoneをワイヤレス再生できるiPod用ワイヤレスシステム「YID-W10」を8月上旬より発売する。

●RX-V767
「RX-V767」は、既発売の「RX-V567」および「RX-V467」の上位に位置する3D時代の7.1ch AVアンプ。ヤマハ独自のシネマDSP(3Dモード)に加え、新たにVPS(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)機能を装備し、画面の「高さ」方向に広がるリアルな音場を5.1chスピーカー構成でも再現する。音質面では、高い評価を得ている前モデル(AX-V765)をベースに電源部とオーディオ回路を中心とした入念な音質チューニングを実施し、いっそうワイドレンジで解像度やS/N感に優れた正統派の高音質設計を実現している。

入出力端子の充実もポイント。3D映像伝送やオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応した最新仕様のHDMI端子を、入力6系統(うちフロントHDMI入力1系統)、出力2系統と豊富に装備。クラス最多となる2系統のHDMI出力はリモコンで容易に切り換えられ、3D対応テレビや3D対応Blu-rayプレーヤー、衛星放送チューナーなどを接続して各種3D映像信号パススルーを行なえる(3D映像信号のパススルーはフレームパッキング、サイドバイサイド、トップアンドボトムの各方式に対応)。さらに、本機とテレビをHDMIケーブル1本でつなぐだけでテレビ側の音声を本機に伝送できるオーディオリターンチャンネル(ARC)にも対応(オーディオリターンチャンネル(ARC)に対応したテレビおよびHDMIケーブルが必要)。また、大手AVメーカーのテレビ/レコーダーをHDMI接続することで、主要操作をテレビ(レコーダー)側リモコンで行なえるリンク機能にも対応する。

画質に大きく影響を与えるI/P変換は3次元の動き適応型を採用し、ちらつきやコーミングノイズを排除。また映像のギザギザを低減する回路も搭載している。映画コンテンツの再生に重要な3:2/2:2プルダウン検出のほか、マルチケイデンス検出にも対応し、多彩な映像ソースを最適な画質で楽しめる。さらに日本語対応のGUIメニューもデザインを一新し、再生中の映像へのオーバーレイ(重畳)表示やアルバムアート表示への対応、新しい操作フローの採用などにより操作性を高めている。また、省電力設計も魅力の1つ。メイン電源と完全分離した高効率のHDMI回路用電源を搭載。使用(電源ON)時の発熱を減少させるとともに、AVアンプがスタンバイ時でもHDMI接続したレコーダーなどを操作できるスタンバイスルーON時に、メイン電源を完全に休止しHDMI回路用電源のみで駆動することで、待機時消費電力をわずか3.0W以下に抑えている。通常スタンバイ時には0.2Wという低消費電力だ。

●YID-W10
「YID-W10」は、「RX-V767」と組み合わせて、iPodやiPhoneの高音質ワイヤレス再生を便利に実現する別売アクセサリー。iPodやiPhoneをリモコンのように操作できるワイヤレスならではの使いやすさを実現している。選曲などの操作はもちろん、電源のON/OFF、音量調整もiPodやiPhoneから行なえ、まるでリモコンのように快適な操作感が楽しめる。また、トランスミッター部分は手に持ちやすいコンパクトなデザインで、iPodやiPhoneに取り付けたままドック部に置くだけで充電が可能だ。

ワイヤレス再生では遅延による音と映像のズレが気になるが、こちらの対応も万全だ。ヤマハ独自のワイヤレス伝送技術「AirWired」を採用し、ワイヤレスでありながら非圧縮PCM音声伝送方式による高音質再生を実現。動画再生時に気になる音声と映像のズレ感も排除し、iPodやiPhoneの動画コンテンツも快適に視聴できる(ワイヤレス伝送可能なのは音声のみ、映像の伝送には非対応)。さらに、「RX-V767」に内蔵されたミュージックエンハンサーや<シネマDSP>を併用することで、iPodやiPhoneの圧縮音声もより迫力のあるサウンドで再生できる。

◆AVレシーバー RX-V767
カラー:(B)ブラック、(N)ゴールド
価格:84,000円
発売日:2010年8月上旬

◆iPod用ワイヤレスシステム YID-W10
カラー:(B)ブラック
価格:オープン
発売日:2010年8月上旬

◆RX-V767 製品詳細ページ
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス