2008年のデビュー以来、ド派手で超個性的なファッションや独創的なステージ・パフォーマンスなどポップシンガーの枠に収まりきらない活動を続けているレディー・ガガ(Lady Gaga)。デビューアルバム"The Fame"の世界的ヒットを受け、2009年から2010年にかけて様々な音楽賞にノミネート、また受賞してきた彼女の新人らしからぬ活躍ぶりが、数ある音楽賞の中でも最も権威があるとされる米グラミー賞の、新人部門Best New Artistのノミネート基準をも変更させてしまったようだ。

レディー・ガガは、2010年度にアルバム"The Fame"と"Poker Face"で複数ノミネートを受けるも(それぞれ最優秀ダンスアルバム賞と最優秀楽曲賞を受賞)、シングル曲"Just Dance"が前年の最優秀ダンス・レコーディング賞にノミネートされていたため、「過去にノミネート歴のある者は新人賞の資格を持たない」という独自規則のために、2009年の大ブレイクにも関わらず、Grammy賞ではBest New Artist部門から除外されるという経緯があった。

グラミー賞を主催するRecording Academyもこの事態に違和感を持ち、ここ数年、ドレイク(Drake)やニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)などのように新人アーティストがゲスト参加した他アーティストの楽曲で注目を浴びることや、シングル曲を発表してから正式アルバムのリリースまで時間がかかることも珍しくなくなったことも加味して「現行規則のままでは、たった1度きりの貴重なチャンスでもある新人賞のノミネート資格を有するアーティストがいなくなる。シングル曲やコラボレートでノミネート歴があっても、受賞していなければ、デビューアルバムを発表した年度の新人賞にノミネートされる権利を有する」とルール改正を発表。この変更は来年の第53回グラミー賞から適用されるとのこと。

◆レディー・ガガ Artist Info(bmr.jp)
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text by bmr.jp