桑田佳祐、ニューシングル「本当は怖い愛とロマンス」は8曲入りだった

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桑田佳祐のニューシングル「本当は怖い愛とロマンス」の詳細が明らかにされた。なんとこのシングル、8曲もの楽曲が収録された超豪華シングルになるという。

◆桑田佳祐「本当は怖い愛とロマンス」ジャケット画像、収録楽曲一覧、初回限定特典画像

8年ぶりのソロアルバム発売を前に「四六時中、音楽主義宣言」を発表し、「音楽で日本を元気にします」と宣言した桑田佳祐。アルバム発売、そしてその後に控える全国五大ドーム&アリーナツアーに先駆けてリリースされるニューシングル「本当は怖い愛とロマンス」は、突然女に切り捨てられた男が女の不可解さを嘆き、唖然としている様子を描いた内容。そんな詩の世界が、軽快なリズム、そして非常にポップでメロディアス、底抜けに明るいのに、その中にそこはかとなく切なさを湛える曲調にのせて歌われる。ここまではすでに伝えられているとおりだ。

このシングルには、タイトル曲の「本当は怖い愛とロマンス」に、フジテレビ系「めざましテレビ」テーマソングとしてすでにテレビでオンエアされている「EARLY IN THE MORNING」を収録。さらにボーナストラックとして収録されることが決定したのは、2010年3月13日に日本武道館で行なわれたイベントに桑田がサプライズ出演して演奏したライヴ音源。当日会場にいることができた1万人のファンを相手に演奏された曲が6曲にもわたって収録されるのだ。

8曲もの楽曲が桑田佳祐のシングルに収録されることは初。また、ライヴ音源がシングルに入るのは、2001年10月のシングル「白い恋人達」の中に「あの素晴らしい愛をもう一度~アミダばばあの唄」がメドレーで収録されたとき以来となる。もちろん、サザンオールスターズを見ても、ここまでのボリュームを持ったシングルは存在しない。

2010年の活動発表の場で行なった武道館ライヴからの曲を惜しげもなくシングルに収録してしまうのは、今後控えている新作アルバムとツアーへの意気込みの現れであり、「四六時中、音楽主義宣言」の宣言どおりともいえる。

さらに初回限定盤には、表題曲名にかけて「LOVEバッジ」「ROMANCEバッジ」と名づけられたビッグサイズの缶バッジ「本当に“デカい”缶バッジ」が特典として付属予定。ファンは「LOVE」か「ROMANCE」かどちらか好きな方を選んで手にすることができるようになっている。さらに、初回限定盤には、まだ発表できない仕掛けが用意されているとのこと。

武道館イベントでのサプライズパフォーマンスにアルバムリリースおよび五大ドーム&アリーナツアーを含めた活動内容発表、そして先日の「四六時中、音楽主義宣言」、さらに今回の豪華シングル。そして今後待ちうけるアルバムリリースおよびツアーのスタート。これだけ並べても、桑田佳祐の気迫のようなものが伝わってくる。ファン、リスナーの側からしても、これだけの発表を提示され、そして実際に作品に触れたなら、今後の展開への期待度が急上昇するのは間違いない。

◆桑田佳祐オフィシャルサイト
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