喜多郎の最新作『空海の旅4』、CDを超える高音質DRMフリー配信開始

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高品質音楽配信サイト「e-onkyo music」にて、7月21日CDリリースの喜多郎の最新作『空海の旅4』が、先行配信された。CDを遥かに超える24bit/96kHzの高品質で、DRMフリー配信である。

『空海の旅』シリーズは、2001年9月11日の米同時多発テロの影響でハワイに5日間足止めされた際、「音楽家として平和のために何かをしなければ」と思い立ち始まったシリーズだ。空海とお遍路で知られる四国八十八ヶ所の梵鐘の音を喜多郎が自ら出向き録音し、作品に使用している。「鐘の音には人を和ませる力がある。テロや戦争ばかりの世の中に、音楽で平和を訴えたい」という喜多郎の純粋な気持ちから始まったこのシリーズは、これまでのシリーズ3作がいずれもグラミー賞にノミネートされるという快挙を成し遂げており、本作もノミネートの期待が高まっているところだ。

今回、24bit/96kHzという高音質配信は喜多郎としては初めての試みとなるもの。自身の作品の音質には細心の注意を払い、製作工程に全て関わってチェックしていくという喜多郎の音へのこだわりを「音楽配信」でも追求した結果の判断であり、すべての楽曲は24bit/96kHzのスタジオマスター・クオリティで提供される。

梵鐘の音の録音から始まり最後のプロダクトまで、最高の音を求めて作り上げられた喜多郎の自信作を、何の欠損もなくそのまま堪能することが出来る、至福の音楽芸術だ。

なお、配信開始にあわせて、本人の音へのこだわりや「空海の旅」シリーズへの思いが、「e-onkyo music」に掲載されている。梵鐘の録音にまつわる苦労話なども披露したインタビューだ。

『空海の旅4』(24bit/96kHz)
1.Lotus Mountain(ロータス・マウンテン)
2.Yakushi(ヤクシ)
3.Magic Seeds(マジック・シーズ)
4.Reflection Of Water(リフレクション・オ
5.South Wind(サウス・ウインド)
6.Circle Pray(サークル・プレイ)
7.Requiem(レクイエム)
8.Ritual Winds(リチュアル・ウィンズ)
◆「e-onkyo music」空海の旅4/喜多郎 楽曲詳細ページ
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